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目指せ!100歳 自由に生きる

『介護体験』 福祉用具が未来を変える 体位変換編

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(体位変換器)

 

体位変換器とは

寝返りなどの姿勢変換を容易にするための福祉用具のことです。

体位変換器には、①動力により寝ている面全体を周期的に傾けて寝返りを促すものと、②人力で行う寝返り介助を補助する用具に分類されます

 

あまり意識することがない福祉用具かもしれません。

 

体位変換器の種類

①動力により寝ている面全体を周期的に傾けて寝返りを促すもの

 

床ずれ防止用具に近いものが多いです。

福祉用具は登録の分類があり、分類で登録する際に体位変換で登録されている商品と床ずれ防止用具で登録されている商品があります。

 

自動で体位変換をしてくれる商品になります。

 

◇商品名 ラグーナ

 

 

◇商品名 体位変換器 寝痛軽減

 

 

 

 

②人力で行う寝返り介助を補助

 

昔から使われていることがある商品、観たことある人もいるかもしれません。

 

◇商品名 ナーセントパット

 

種類も豊富にあります。

 

こんな長い感じの商品もあります。

一本で、体位保持や、寝返り補助までできる商品で便利です。

 

◇商品名 ロンボスネーククッション

 



 

色々な形状のものがある商品もあります。

 

◇商品名 ふわ・も シリーズ

 

 

体位変換器を利用することで、安楽な姿勢保持や、体位変換を容易にできます。

痛みを感じる場合や体調が優れない場合でに楽な姿勢が保持できる場合も有効に利用できます。

 

 

実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

男性Aさん80代 妻と二人暮らし

 

ベッドで横になると呼吸の苦しくなるAさん、半座位で過ごすことをされていましたが、なかなか、調子があがりません。

半座位で、過ごす時に体位変換器(クッション)を利用されていたAさん。

背にクッションを入れたりされ、自分の楽な姿勢を保持されています。

 

また、それでも楽ならないときは起座位で体制を保持されて安楽に過ごしていました。

 

体位変換時にもクッションを利用したり、寝ている際の保持、座位時の保持にも利用することで自分にあった姿勢保持ができることもあるのですね~

 

体位変換の工夫で呼吸が楽になると、気持ちも穏やかになりますね。

 

 

事例2

 

女性Bさん80代 夫と二人暮らし

 

ベッドで寝がえりができないBさん、姿勢はいつも仰向けに寝ています。

身体が圧迫されて痛みがでること、床ずれの発生が心配です。

サイドレールにつかまって、姿勢を保持することはできますが、そのままの姿勢を保持するには容易ではありません。

同一姿勢で30分位過ごす場合、背に何もなければ支えるのが辛いですから~

 

その際に長いクッションを利用して姿勢保持することで体制の安定を図れます。

安楽に寝返りや体位を変更でき、スヤスヤと眠るBさんでした。

 

 

 

クッション一つで安楽な姿勢がつくれることもあります。

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

床ずれ防止用具だけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

『介護保険』 福祉用具が未来を変える 床ずれ防止用具編

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(床ずれ防止用具)

 

床ずれとは

床ずれ=褥瘡です

圧迫により皮膚に十分な血液が流れなくなることで発生したりします。

主な原因は、圧迫、皮膚を引っ張る、摩擦、湿気などの要因の組み合わせで発生する場合が多いです。

特に骨の部分でその傾向が強く見られます。

出来やすい部位 上位ベスト3(仰臥位の場合)

仙骨

②後頭部

③踵骨部

 

 

 

 

床ずれを防止するため床ずれ防止用具を活用してみよう

 

床ずれで重要なことは ズバリ 先に予防しておくことです。

 

床ずれが発生してしまうと、痛みが伴うことや治療にお金、時間もかかります。

 

そのため、床ずれ発生の可能性が高い(ベッドで寝ている時間が長い、食事量低下、自分で寝がえりが出来ない等)場合は先に床ずれ防止用具を利用しておくことをオススメいたします。

 

ただ、床ずれ防止用具は状態によって、残存機能を奪う可能性もありますので注意が必要です。

 

予防のためには動きやすく、沈み込みが少ないマットレスを選びましょう。

 

良く、褥瘡予防=エアマットと思っている福祉従事者もいますので注意が必要です。

 

もう一つの注意は、10年以上前の商品を過去の経験から進めてくる福祉従事者もいますので鵜呑みにしないで検討しましょう。

 

電化製品と同じで、福祉用具は商品は、研究を重ね年々良くなっています。

 

床ずれ防止の種類

 

 

〇静止型マットレス

静止型マットレスは、ウレタンフォームやゲルのような柔らかい素材で作られているのが特徴で、主に床ずれの予防のために用いられます。

ソフトな感触で身体を包み込むように広い面で支え、体圧がかかる部位を適度に分散させることができます。自力での寝返りや体位変換が可能な方の予防的な利用に適しているため、すでに床ずれが発生している方には不向きです。

 

 

 

〇圧力切替型エアマットレス

 

圧力切替型マットレスは、エアマットと呼ばれ、エアセルという空気が入った筒状のパッドで構成されています。

電動のエアポンプによって空気を送り込み、エアセルを膨張・収縮させることによって体圧がかかる部分を変えることができます。

静止型マットレスより体位分散効果が高く、自分で寝返りが打てない方や、すでに床ずれが発生している方にも有効です。

 

〇エアマットレスの中には、ベッドとの連動機能(起き上がりの機能に合わせて、空気圧を変更)がある商品もあります。

 

〇自動体位変換機能がついたエアマットレスもあります。

 

体位変換は基本的に2~3時間程度で行うように勧められています。

自宅で介護者が2~3時間毎に体位変換するのは、現実的には難しいと思います。

その際に自動体位変換機能がついたエアマットレスを利用を検討することも必要です。

 

 

 







 

 

 

実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

男性Aさん80代 妻と二人暮らし

 

ベッド上で生活されてるAさん、横向きに寝ることが多いです。

 

寝返りは自分で可能であり、手引き歩行が可能な感じでした。

ただ、食事量が少なく痩せておりました。

 

特殊寝台付属品のマットレスを利用されていましたが、横向きの姿勢が多いため、耳と踵に床ずれが発生。

 

痛みも伴っています。

 

褥瘡の予防と動きやすさ、低体重で利用できるような商品を利用。

 

治療とマットレスの利用により床ずれも良くなり生活されていました。

 

その際、利用していた商品は、タイカのアルファプラF

 

レンタルだと一割負担で800円位だったと思います。

 

詳細は下記参照

 

αPLA アルファプラ|アルファプラ F

 

 

 

 

 

 

 

事例2

 

女性Bさん80代 夫と二人暮らし

 

自宅のベッドから動くことが難しいBさん、介助は夫がされています。

食事、排泄等の介助をされる中、床ずれも心配な夫、エアマットレスを試してみることになりました。

 

エアマットレス体位変換がどんな感じなのか、夫が自分で寝てみてどんな動きをするのかを確認。

 

眠りを妨げることも少ないと思った夫、レンタルで利用してみて安心された様子でした。

 

その際利用した商品は、ケープのラグーナという商品です。

 

レンタルだと一割負担で月額1000円位です。

 

詳細は下記参照で!!

 

スモールチェンジ ラグーナ | CAPE:床ずれ防止用具の専門メーカー、株式会社ケープ

 

 

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

床ずれ防止用具だけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

『介護保険』 福祉用具が未来を変える 特殊寝台付属品編

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(特殊寝台付属品)

特殊寝台付属品とは

 

特殊寝台付属品は、一般的には『介護ベッドの付属品する商品の総称』です。

サイドレール・マットレス・手すり・テーブルなどがあります。

 

特殊寝台を利用(レンタルでも、自己所有でもOK)していないと介護保険を利用して借りることはできません。

 

サイドレール

 

ベッドから転落の防止や寝具が落ちないように設ける柵です。

 

 

ベッドのオプション穴に取り付けて設置します。

サイズに種類があり、長さ、高さの違うのもの等あります。

 

メーカーが違うサイドレールは原則は利用できません。

サイドレールの受けの部分の形状が違うためです。

 

上記のような、サイドレールに就けるカバーがあります。

 

認知症等により、柵でケガをされたりする危険性があるなど転落とケガ両方の必要性がある場合に利用します。

 

 

 

テーブル

 

食事や趣味活動等でベッド周りで利用することができるテーブルです。

種類も豊富にあるため、自分に合ったタイプを選んでいきましょう。

 

 

〇サイドテーブル

 

ベッドの下に入れて利用することがいいです。

ベッド上で身体を起こして利用します。

キャスターがついているタイプが多いため、ベッド周りでは利用しやすいです。

 

 

 



 

 

〇リハビリテーブル

 

両方にフレームがありため、ベッドの下に入れることはできませんが安定感があります。

ベッドに座って利用するテーブルです。

 

〇オーバーテーブル

 

ベッドの柵を支えにして設置するテーブルです。

軽量ですが、設置が自分では難しいことがおおです。

 

 

 

 

〇オーバーベッドテーブル

 

病院等でも良く利用されていることが多いテーブルです。

ベッドを覆うように利用できるタイプです。

介助バー

介助バー

起き上がりや立ち上がり、車椅子への移乗動作の補助を目的とした、ベッドに取り付けられる手すりです。

 

ベッドに設置できる手すりなので体重をかけても安心できます。

手すりの部分がスイングできるタイプが多いです。

そのことにより、立ち上がるをサポートしてくれます。

 

似ているもので『サイドレール』があります。 サイドレールは身体、寝具の転落の防止のために利用する商品であるため、手すりとしての利用は適していません。

 

 

移乗用ボード

お尻の下にボードを差し込み、すべるように移乗 座位姿勢のまま移乗。

本人・介護者の負担を軽減しながら、車椅子等に移動するものです。

 

使用するのに、少し難しく感じることがあるため練習が必要かもしれません。

最初からスムーズに使用できる人は多ないです。

 

 

 

移乗ベルト

ご利用者・介助者の腰に巻くことで、ベッドから車いすなどへの移乗動作を補助して、介助者の負担を軽減します。

 

持ちてが出来ることで、介助がスムーズにできる可能性が高いです。

歩行時に利用することもできます。

 

ベッドの上に敷いて使用するもので、一般的には、体の沈み込みによる寝返りや起き上がりのしにくさを避けるため、弾性を硬めにした製品が多くなります。

マットレスの素材は様々なものがあり、厚みや硬さも製品によって様々です

 

種類が豊富にあるため、自分にあったマットレスを選ぶといいですね。

レンタル商品は、寝心地を確かめながら利用できると思います。

 

 

 

実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

男性Aさん70代 妻と二人暮らし

 

男性Aさんは車椅子で生活されてます。

車椅子の移乗は妻が介助されています。

 

妻に負担をかけたくないAさん、なんとか自分で車椅子に移動できないか模索中。

 

介助バーや捕まるところを増やしても、車椅子に移乗することが難しいAさん。

 

『移乗用ボード』を利用してみることになりました。

 

移乗ボードを利用してみたが、活用が上手にできません。

 

移乗用ボードは滑る感じと背の支えがないため恐怖を感じることが多いです。

 

そのため、練習を兼ねて訪問リハビリを利用。

 

リハビリを頑張ったAさん。

 

3か月後には、ボードを上手に活用できるようになり、

自分で車椅子⇒ベッド⇒車椅子と移乗ボードを利用できるようになりました。

 

活用が上手になったAさん、ベッドだけではなく、リビングのソファーやトイレにも自分で移乗できるのではないかと模索中です。

 

すぐに使えるものばかりではなく、練習が必要な商品もあります。

使えるようになると、活動範囲が広がり応用が利くようになります。

自分で試してみて、福祉用具を活用してみましょう。

 

 

事例2

 

女性Bさん80代 息子Bと二人暮らし。

 

Aさんは主はベッド上で一日の大半がベッドで過ごします。

電動ベッドの付属品として、サイドレール・介助バーを利用されておりました。

ベッドでいつも寝ているAさん、暇があれば寝て過ごしています。

息子Bさんも、少しは寝ていないで何か違うことをして欲しいと思って伝えますが『ベッドから動けないから特にすることが無い』と返答される日々です。

 

息子Bとしてもベッド上で、できることがないかを模索していたところ、母の趣味はパズルだと思い出しました。

 

息子Bは、サイドテーブルをレンタルし、プレゼントとしてディズニーのパズルを母にプレゼントしました。

 

数日経過しても、母Aは自分で手を動かすことはしません。

 

息子Bは、一緒にパズルをやってみることにしてみました。

 

最初は面倒そうな母Aでしたが、パズルを作ってみると楽しくなり積極的にやるようになりました。

 

その後は自らパズルを買ってきてもらうように息子Bにお願いし趣味活動ができるようなりました。

 

テーブルは食事のみで利用されている人が多いのが事実です。

 

趣味の活動ができるようになったら、一日の中で楽しみを持つことが出来ます。

する前は面倒で仕方ないですが、やっていくうちに楽しくなることもあります。

テーブルを有効活用してみましょう。

 

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

特殊寝台だけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

『介護保険』 福祉用具が未来を変える 特殊寝台編!!

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(特殊寝台)

 

特殊寝台は、一般的には『介護ベッド』または『電動ベッド』と言われます。特殊寝台は、背部または脚部の傾斜角度が調整できる機能や、床板の高さが無段階に調整できる機能を持ったものです。

 

自分にあったモーター数を選ぼう

 

特殊寝台は大きく分けて、1M、2M、3Mがあります。(Mはモーターです)

1Mは背上げ

2Mは背上げ+高さ調整(背上げ、膝上げの連動ができます)

3Mは背上げ+高さ調整+膝上げ

 

〇背上げは一般的に起き上がり動作です。

0°~70°前後まで角度がつけれるタイプが多いです。

 

〇高さ調整

低床10~65cm位までが多いです。

低床は転落した際の衝撃の軽減に役立ちます。

 

〇膝上げ機能

0°~35°位が多いです。

脚上げ機能は、身体のズレを予防する、足のむくみを軽減するなどの効果が得られます。

 

最新のベッドを観てみよう

 

最近では3Mでは収まらず多機能ベッドも増えてきています(在宅向け)

 

パラマウントベッド 楽匠シリーズ

 

〇ベッド全体が傾き立ち上がりや食事をサポート

スマホとの連動機能

 

詳細は下記のリンク

https://www.paramount.co.jp/rakusyou_plus

 

パナソニック リショーネプラス

 

〇ベッドが半分に分離して、半分が車椅子になる。

 

詳細は下記のリンク

https://sumai.panasonic.jp/agefree/pickup/resyoneplus.html

 

フランスベッド 離床支援 マルチポジションベッド

 

 

〇立ち上がりを補助してくれる

 

詳細は下記のリンク

https://medical.francebed.co.jp/brand_site/multi_position/

 

などなど、各メーカーで豊富なラインナップがあります。

 

他のメーカーでもありますので紹介すると多くなりすぎるため、一部のみにしますね

 

特殊寝台の選び方のポイント

 

ポイント①

特殊寝台の大きさ

 

特殊寝台は、通常のベッドと異なりかなりのスペースを占めるため、寝室にどのように収めるかが最初の問題となります。特殊寝台は、いくつかのメーカーからたくさんの種類の製品が出ていますが、寸法に大きな差はないため、製品の選択によって解決する問題ではありません。介護者が、食事介助や体位変換車いすへの移乗など、ベッドサイドのスペースが確保できるかを確認してください。

 

 

ポイント②

体格(身長等)に合わせてサイズ選びをしましょう

 

ベッドの幅や長さはご本人の体格に合わせて選びます。一般的に幅が狭いほど介護がしやすくなりますが、ご本人が狭苦しく感じないように気を付けましょう。

 

小柄な方はミニサイズがあります。

 

大柄の方はロングサイズやベッド幅が大きい商品があります。

 

 

 

実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

男性Aさん80代 妻Bと2人暮らし 車椅子利用

 

自分の木製のベッドを利用していたAさん、起き上がりは出来ますが、ベッドと車椅子の高低差があり車椅子へ移乗は自分ではできません。

 

移乗の際は妻Bを呼んで手伝ってもらっていました。

 

毎回、移乗する際は中腰になる妻B、腰が痛くなり移乗が大変になってきました。

 

自分の腰がダメになったら、夫Aを自宅で介護することが出来なくなると思った妻B、初めて介護の相談を試みました。

 

相談で特殊寝台のことを知った妻、特殊寝台を導入。

 

特殊寝台を導入して、電動機能の起き上がりと昇降機能を利用できるようになり、自分でリモコンを操作して車椅子へ移乗できるようになりました。

 

自分で移乗しやすい高さにすることで夫Aさんが自分で移乗が可能となり、妻の負担を軽減できたことで精神的に安定してきました。

 

一つの福祉用具の身体的、精神的な負担も軽減できるようになる可能性がある事例です。

 

事例2

 

女性Bさん80代 一人くらい 

 

自分のベッドを利用されていたAさん、起き上がりと立ち上がりが大変になってきました。

 

自宅で生活を継続したいが、ベッドから起きるのが大変になってきているため、家族に自分の状況を説明。

 

家族が特殊寝台の存在をAに説明し利用してみることに。

 

最初は抵抗があった特殊寝台でしたが、徐々に慣れ自分でリモコンを操作し起き上がり、立ち上がりができるようになってきました。

 

不安が軽減され自宅で生活を継続していこうと思うAさんでした。

 

時間は様々ですが、ベッドを利用することは毎日あります。

 

その時間が憂鬱になってしまうと生活に不安を抱えながら過ごすことになります。

 

福祉用具の導入で生活に安心感が戻る可能性がありますね。

まとめ

いかかでしたか?

 

特殊寝台だけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

『介護保険』 福祉用具が未来を変える 車椅子付属品編!!

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(車椅子付属品)

 

車椅子付属品には豊富な種類があります。

 

代表例のみご紹介です

知識をつけてケアマネージャーや福祉用具専門相談員の方と話をすることで、自分の身体に合った商品を見つけることができると思います。

 

車椅子クッション

車いすのクッションを使用する目的は、座圧の分散、姿勢保持などです。車いす上で長時間過ごせるかどうかのポイントは、このクッションが体に合っているか、安楽に過ごせるかどうかで決まります。

 

素材、形状もさまざまなものがあります。ウレタンフォーム製、ゲル、圧の調整可能なエアー、本人の臀部の形に合わせて形状を調整できるものなどがあります。

 

 

 

 

皆さんそうですが、長時間椅子に座るとお尻が痛くなりますよね?

お尻が痛くなると、体制を自分で変えて痛みの調整をすると思います。

 

麻痺がある方や、自分で体制を変更できない方は痛みがあることを感じないことがあります。感じたとしても、体制を変更できないこともあります。

 

チャレンジ!!

一度、硬い座面に動かないで座ち続けてみて下さい。

数分で体制を変えることを無意識にすると思います。

 

〇ポイント

 

①車椅子クッションを利用すると、床から座面の高さが変化します。

高さが変わることで、車椅子の奥まで座れず座位が安定しなくなります。

 

②クッションの種類は豊富にありますので、座り心地を試していきながら自分が座りやすい商品を選びましょう。

 

車椅子ブレーキ

 

車いすのブレーキは、車いすと一体になっているものがほとんどですが、片麻痺などで普通のブレーキに手が届かない場合には延長レバー付きのブレーキ、逆転防止用のブレーキなどを使用することもできます。自走用も介助用も後輪を押さえつけるように固定します。

 

 

 

〇ポイント

 

①延長ブレーキを使用する際、ブレーキをかけた時に『ひじ掛けの高さを超えない』ように注意しましょう。

ひじ掛けの高さを超えてしまうと、乗車時に肘を置くブレーキが解除されたり、肘に圧迫がかかりケガの原因になります。

 

テーブル

車いす付属品のテーブルとは、ちょっとした物を置くことができ、飲食の際にも使用することができるものです。

アームレストの上に取り付け、取り外しができるタイプです。

 

 



〇ポイント

 

①車椅子用のテーブルは飲食時や趣味活動等に便利な商品です。

ただし、テーブルがあることで行動を抑制してしまうことがありますので、自分で脱着できない人に対しては注意が必要です。

 

 

 

乗車時に頭部を支えるための商品です。

長時間乗車や頭部を支えることが難しい人に適しています。

 

 

 

 

〇ポイント

 

ヘッドレストを利用することで乗車時の介助がやりにくくなります。

また、重量が増加するため介助者の事もヒアリングしながら設置することが望ましいです。

 

実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

男性Aさん80代 脳梗塞による右上下肢麻痺

 

上下肢麻痺があり室内でも車椅子を利用しているAさん、左側のブレーキをかけることが出来ません。

 

左側は手が届くためにレバーを使用して、ブレーキを掛けます。

 

右側は手が届かずに、人にお願いしてブレーキをかけてもらっていました。

 

人にお願いすることに煩わしさを感じているAさん、そのうち左側のブレーキを掛けないで生活することになりました。

 

ブレーキを掛けないAさん、ベッドに移乗する時に車椅子が動いてしまい転落してしまいます。

 

ブレーキをかける能力はあるのに物理的な問題で起きてしまった事故。

 

自分でブレーキをかけることができるため、延長棒を利用することになりました。

 

延長棒を利用したことで、両側のブレーキを自分で出来るようになったAさん転落した痛みを忘れないでブレーキのかけ忘れなく生活されていました。

 

 

事例2

 

女性Aさん80代 

 

車椅子を利用しているAさん、お尻の痛みがあり落ち着かない様子です。

 

毎回体制を整えますが、臀部の痛みが強くすぐにベッドに戻りたくなります。

 

車椅子の乗車しながら、会話やTVを観ている時間を楽しみたいですが圧迫されていることで落ち着きがありません。

 

車椅子には、家族が購入してくれたウレタン型の円座を使っていましたが、あまり効果は得られませんでした。

 

そこで、車椅子付属品の利用を検討。

 

レンタル商品のクッションをお試しで利用してみることに・・・

 

3点ほど試しながら自分に合うクッションを見つけられたAさん、痛みが無くなったわけではありませんがお尻に意識が向くことが少なくなり乗車時間で楽しみをい持てるようになりました。

 

自分に身体に合ったクッションを利用することで気持ちも変わる可能性がある事例です。

 

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

車椅子のクッションだけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

『介護保険』 福祉用具が未来を変える 車椅子編!!

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(車椅子編)

 

車椅子には豊富な種類があります。

 

代表例のみの紹介です。

自分で知識をつけてケアマネージャー・福祉用具専門相談員の方と話をすることで、自分の身体に合った商品を見つけることができると思います。

 

自走式車椅子

タイヤが大きく、自分でタイヤ横のハンドルを使って移動するタイプです。

 

種類が豊富で、ひじ掛けが跳ね上げできる商品や足の置き場が外れるもの、自分の身体に合わせて、前座高、座幅などを変更できる商品もあります。

 

色々な機能がつくと重たくなりますので、女性の方が介助者で外出頻度や持ち上げることが多い場合、重量の確認も忘れないように注意してください。

 

 



介助式車椅子

 

自走式車椅子に比べて、タイヤが小さく軽量化されている商品が多いです。

介助者の方が主に操作することになります。

 

種類が豊富で、ひじ掛けが跳ね上げできる商品や足の置き場が外れるもの、自分の身体に合わせて、前座高、座幅などを変更できる商品もあります。

 

色々な機能がつくと重たくなりますので、女性の方が介助者で外出頻度や持ち上げることが多い場合、重量の確認も忘れないように注意してください。

 

自走式に比べると、全体にコンパクトで軽量の物が多いため小回りが利きやすく持ち運びは便利です。

 

ただし、段差昇降はしにくい可能性があるため自宅の状況に応じて使い分けましょう。

 

 

6輪車椅子

タイヤが6個ついている車椅子です。

 

屋外には向きませんが、バリアフリーではあるが、廊下で曲がりが多い場合、その場で回転が必要な環境で重宝します。

 

自分で操作も簡単なため自走も軽々できます。

 

小回りが利くため、段差がない自宅であれば有力候補になります。

 

 

 

 




 

 

ティルト・リクライニング車椅子

 

通常の車椅子よりもリラックスして使用できます。

体がズレてしまいやすい人や姿勢を保持することが出来ない方、足のむくみがある方などに向いています。

 

ティルトとリクライニングの違い

 

リクライニングは背もたれのみが倒れるのが特徴です。

 

ティルトは座面と背もたれを一体で倒せるものです。

 

両方の機能を備えた、ティルト&リクライニングもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電動タイプ

車椅子に電動機が備わっているものを電動車椅子と言います。

 

電動車いすも、スティックレバー型とハンドル型があります。

 

標準型の電動車いすは、スティックレバーで操作するタイプになります。

 

もう一つは、電動カートと呼ばれるハンドルで操作するタイプです。

 

スティックレバー型

 

ハンドル型



ここから実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

男性Aさん80代後半 要介護1 妻と二人暮らし

 

歩行が不安定ではあるが室内は杖歩行可能なレベルです。

バス停までは、400m 行くことがなかなか難しい距離でした。

車が必要な場所で生活していたAさん、車を手放したくありません。

高齢ドライバーの事故が多発しており、家族としては他の人に迷惑をかけてしまうかどうかいつも心配していました。

 

高齢者の事故、他人事ではないのは皆さん同じです。

 

それでも頑なに車を手放したくないAさん、何度話し合いをしても、車を手放したくないAさん、家族とは距離が出来てきます。

 

険悪なムードが続き、家族関係も悪化していきました。

 

家族の信頼関係が良いかどうかで介護が大変になるかどうかがかかっているため、

Aさんに車を手放したくない理由を改めて確認してみると・・・

 

自分の車でスーパーや床屋、病院に行きたい想いが強いのです。

 

車が無くなるといけないと思い込んでいため、どうしても手放したくない思いが強かったのが現状です。

 

そこで提案。

 

車を残したまま、電動車いすを利用してスーパーや床屋などに行ってみることになりました。

 

電動車いすを2か月使い続け、本人も自分の望みが叶うと理解したこともあり、その後、車を手放すことになり、家族と距離も近くなりました。

 

 

事例2

 

女性Aさん80代後半 夫と二人暮らし

 

自宅まマンションで廊下が狭く車椅子で移動するのが大変な状況です。

自走式の車椅子を利用されていましたが、車椅子の幅が広くハンドリム(車いすの輪っか)を使用しては手が壁にぶつかりケガをされている状況でした。

 

そのため、毎回、トイレや廊下を渡り寝室に行く際には夫にお願いしていく必要があり、Bさんは元気がなくなってきました。

 

自分で操作はできるのに、廊下が狭いせいで思い通りにできないBさん・・・

夫の迷惑にもなりたくない思いでいっぱいです。

 

そんな中Bさんと話をする機会があり、6輪車椅子を試してみることとなりました。

 

車椅子を変更した結果、狭い廊下でも足漕ぎと手を使って移動することが可能となりました。

 

車椅子の幅が狭くなり、小回りが利くことで自分で操作できる喜びと、夫に迷惑をかけたくない思いが両立して夫とAさんの生活に笑顔が戻りました。

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

車椅子だけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

引越しについて!! 利用したサイトと利用者業業者の紹介!!

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます

 

3月、4月は引っ越しシーズン。

 

皆さんは引っ越しとかされたしますか?

 

僕は昨日北海道札幌市から旭川市に引越ししてきました。

 

距離は150キロ程度です。

 

荷物は段ボール30個、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・食器棚・布団2組・衣装ケース×2

カラーボックス×4 ゴミ箱類 などなど

 

料金は税込46200円でした。

 

今回利用した引っ越し業者は下記のところです。

 

yale-r.jp

 

2人対応で、荷物も一時間程度でスムーズに運んでくれました。

 

20代位の男の子でしたが感じが良い印象です。

 

見積サイトで『あいみつ』をしたのですが、料金が10万を超えるところもあり、サービス内容が違うのかもしれませんが、3倍の差がでることもあるんだと驚きました。

 

以前は一軒ずつ電話して見積をお願いする大変さがありましたが、今はインターネットの普及により一括見積サイトが出来たおかけで『あいみつ』が簡単にできるようになりましたよね。

 

そのおかげで、自分にあった料金、サービス内容の業者がすぐに見つけることができるようになりました。

 

今回利用した、2か所のサイトが便利だったのでご紹介させていただきます。

 

 

引越し侍

 

hikkoshizamurai.jp

 

メリット

 

1、無料で利用できる

 

2、自分の地域に使える業者を見つけてくれる

自分の地域で使える業者かどうかは分からないため、便利に感じました。

 

3、何度も同じ入力をしなくて良い

荷物の量、名前、住所、電話番号等、毎回入力して見積するのは面倒と感じますが1回で終わることが楽に感じました。

 

 

デメリット

 

1、同時に沢山の業者から連絡がくる

10か所同時見積

僕の時は6か所から同時に電話、4か所はメールで連絡がきました。

同時電話ですので、着信は残りますがどこの会社からの連絡かは分からいため、折り返しの電話に躊躇しました。

 

2、引っ越しに伴う勧誘がくることがある。

僕はインターネットの勧誘がきました。

しつこく勧誘することはないため助かりました。

 

次回利用するかどうかと聞かれたら

 

利用すると答えます。

 

デメリットよりも、メリットの方が多く感じるサイトだと思います。

 

 

suumo引っ越しサイト

hikkoshi.suumo.jp

 

ここも同時に利用してみたのですが、引越し侍とほぼ同じ感じでした。

 

一番大きな違いは、全部メールでやり取りできるところでした。

 

引越し侍は、電話が来ることに対して、SUUMOサイトはすべてメールでやり取りができるため、人によっては利用しやすいかもしれないと思います。

 

あとは、ほとんど引越し侍と内容が変わらないと感じました。

 

次回は利用するかと聞かれたら、一か所の見積サイトで十分と感じましたので、時間的なことを考えてしない可能性が高いです。

 

引越しは何度もある方もいれば、あまり経験しない方もいると思います。

 

自分が引っ越しするときに、誰か一人の役に立てば嬉しく思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました

 

また次回お会いしましょう!!