未来は自分で創ることができる!

目指せ!100歳 自由に生きる

『介護体験』 介護保険で購入できるものは何? 自動排泄処理装置の交換部分!!

 

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は②の介護保険を利用して購入できる商品についてです。

 

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 



 

 

 

介護保険で購入できる福祉用具

特定福祉用具販売とは

利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、入浴や排泄に用いる、貸与になじまない福祉用具を販売します。

福祉用具を利用することで日常生活上の便宜を図り、家族の介護の負担軽減などを目的としています。

 

利用者負担

 

支給限度額は年間10万円です。 

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

例は こちら

 

 

支払方法は2種類あります。

 

〇利用者がいったん全額支払った後、費用の9割が介護保険から払戻しされます(償還払い)

 

〇1割分のみを利用者が支払う(市から事業者9割分支払う)

(受領委任払いを利用できる市町村もあります)

 

 

 

 

 



 

福祉用具活用例(自動排泄処理装置の交換部分)

 

 

自動排泄処理装置の交換可能部品とは

①レシーバー、②チューブ、③タンク等、排泄物の経路となるのもです。

専用パット、洗浄液、シート等は自費で購入することになります。

 

 



 

自動排泄処理装置の交換部分の種類

 

自動排泄処理装置は下記をご覧ください。

 

gyousyosugimoto.hatenablog.com

 

 

①レシーバー

②チューブ

③タンク

 

 

①レシーバー

レシーバーで受けた尿は、チューブを介してタンクに運ばれます。長さはたいてい2メートル程度あるため、本体をベッドの脇など邪魔にならないところに置いておくことができます。チューブ内を自動洗浄できるタイプなら、お手入れの手間が省けるでしょう。

 

②チューブ

レシーバーで受けた尿は、チューブを介してタンクに運ばれます。長さはたいてい2メートル程度あるため、本体をベッドの脇など邪魔にならないところに置いておくことができます。チューブ内を自動洗浄できるタイプなら、お手入れの手間が省けるでしょう。

 

③タンク

 

排泄物をためるタンクは自動排泄処理装置の本体内部に設置されています。一般的な自動排泄処理装置のタンクの容量は3リットル程度です。成人の約1日分の尿をためられるので、後処理は1日1回程度で済みます

 

 

交換部品の注意点

 

交換部分は、必ず本体と適合するものを選びましょう。

違い種類の部品を選ぶと、使用できない場合がありますので注意してください。

 

またレシーバーの設置方法により尿漏れ等の原因になりますので、最初は専門家に相談しなが調整していきましょう。

 

レンタル事業所で、実際に使用はできないと思いますが、水を利用しての体験はできると思います。

相談してみましょう。

 

 

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◇まとめ

 

いかかでしたか?

 

介護保険を使って、購入する福祉用具も人により価値が変わります。

 

福祉用具一つで、環境を変えずに自宅での生活が続けられることもあります。

 

年齢を重ねても、誰しも未来があります。

 

自分にあった商品を手にしてみるだけで、未来が明るくなる可能性がありますよ。

 

是非、新しい商品にチャレンジしてみてくださいね。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

また次回お会いしましょう。

『介護体験』 介護保険で購入できるものは何? 腰掛便座編!!

 

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は②の介護保険を利用して購入できる商品についてです。

 

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 



 

 

 

介護保険で購入できる福祉用具

 



 

福祉用具活用例(腰掛便座)

 

特定福祉用具販売とは

利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、入浴や排泄に用いる、貸与になじまない福祉用具を販売します。

福祉用具を利用することで日常生活上の便宜を図り、家族の介護の負担軽減などを目的としています。

 

利用者負担

 

支給限度額は年間10万円です。 

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

例は こちら

 

 

支払方法は2種類あります。

 

〇利用者がいったん全額支払った後、費用の9割が介護保険から払戻しされます(償還払い)

 

〇1割分のみを利用者が支払う(市から事業者9割分支払う)

(受領委任払いを利用できる市町村もあります)

 

 



 

腰掛便座の種類

 

腰掛便座の種類は大きく分けて4種類あります。

 

① 和式便器の上に置いて腰掛式に変換するもの

② 洋式便器の上に置いて高さを補うもの

③電動又はスプリング式で便座から立ち上る際に補助できる機能を有している
もの。 

④便座、バケツ等からなり、移動可能である便器(居室において利用可能であ
るもの、ポータブルトイレ

 

 

順番に見ていきましょう。

 

① 和式便器の上に置いて腰掛式に変換するもの



下肢筋力の低下等により、和式では力が入らず排泄が難しくなる場合があります。

和式トイレの上に便座を置いて利用し洋式便座のように使用できるものです。

 

 

② 洋式便器の上に置いて高さを補うもの

 

〇上に置くだけで取り外しが簡単にできます。

 

 

〇便器とトイレの間に補高便座を挟めて使います。

下記は補高便座付きのウォシュレット便座になり、介護保険適応です。

 

洋式便座が低く、立ち上がりが大変な場合があります。

便座の高さを上げると、立ち座りが楽になります。

 

洋式トイレの高さを変更しようとすると、便器を変える、もしくは便座を変える方法があります。

特定福祉用具では、便座を変える方法のみ、特定福祉用具販売で認められています。

 

 

③電動又はスプリング式で便座から立ち上る際に補助できる機能を有している
もの。 

 

〇ひじ掛け付き



〇ひじ掛けなし

 

昇降便座は、便座が高くなったり低くなったりと高さが変わります。また垂直方向へ動くだけでなく、ななめ前方へ高くなる動きもあります

 

操作は簡単でボタン一つの商品が多いです。

 

立ち座りの安定を図るなら、ひじ掛け付き昇降便座

 

デザイン性で選ぶなら、ひじ掛けなし昇降便座が良いかもです。

 

膝の痛みが強い人、便座の立ち座りが大変な方で、補高便座では対応が難しい人に向いています。

 

 

④便座、バケツ等からなり、移動可能である便器(居室において利用可能であ
るもの、ポータブルトイレ

 

一番多く使われるポータブルトイレです。

種類は豊富で、選ぶ楽しさがあります。

 

一般的なポータブルトイレ

 

〇プラスチック

 

〇木製

 

 

 

・プラスチックの方が軽量で移動がしやすく価格も安いです。

 

・木製は重量がありますが、いかにもトイレって感じではなく、椅子見たいな感じですから寝室においても違和感がありません。

 

〇特殊なポータブルトイレ

 

・ポータブルトイレの問題は、匂いと排泄物の処理です。

 

排泄物の処理、匂いを解決してくれる商品が下記のポータブルトイレです。

 

◇ラップポン

https://wrappon.com/about

 

コストは多少かかりますが、自分で排泄物を片付けたり、排泄後時間が経過しても匂いの問題がないため本人、家族とも負担が軽減されます。

 

バイオトイレ『あすなろ』

http://www.ftek.co.jp/seihin/toile/1079/

 

山のトイレ等で利用されている、バイオチップを利用し、排泄物を分解します。

 

簡単に言うと、バイオ菌が排泄物等を食べてくれため排泄後の処理が必要ないということです。

 

 

◇体験談

 

事例1

 

男性Aさん80代  妻と二人暮らし

 

2階建ての戸建てに住んでいるAさん

2階に寝室があります。

 

1Fにもトイレがあるのですが、2Fにトイレはありません。

 

夜間、1Fトイレに行くためには、階段があり昇降が大変です。

 

夜間、トイレが心配であったため、水分を補給しないようにしていたのですが、脱水の症状がみられるため水分を多くとるように看護師に言われます。

 

夜間トイレが気になるAさん、どうしようか悩みます。

 

そんな時、ポータブルトイレの事を知ります。

 

ポータブルトイレは、TVのイメージでプラスチックのいかにもトイレって感じとバケツの処理が大変そうなイメージがあり気が進みませんでした。

 

そんなAさん、ラップポンを知ることになります。

 

排泄物の処理が簡単で、密封されたラップを捨てるだけで処理が終わるため排泄に不安が無くなりました。

 

その後、水分も取るようになったAさん、環境を変えずに2Fの寝室の生活が続けられていました。

 

 

事例2

 

女性Bさん 80代 独居は

 

Bさんはアパート暮らしです。

 

もう20年以上住んでいるアパートで、トイレは和式です。

 

和式のトイレで排泄を続けることが出来ていましたが、膝の痛みが強くなり、排泄がままならなくなりました。

 

引越し? 自宅トイレを使わずにポータブルトイレ?

 

と悩んだBさん。

 

Bさんは排泄は行きなれたトイレでしたいとの強い思いがありました。

 

そのため、①の和式トイレに置いて使用するタイプの商品を介護保険を利用して購入。 

 

利用後、洋式トイレと同じように使用できるため、膝の痛みは軽減され生活できるようなり、住み慣れた自宅での生活が継続できていました。

 

 

◇まとめ

 

いかかでしたか?

 

介護保険を使って、購入する福祉用具も人により価値が変わります。

 

福祉用具一つで、環境を変えずに自宅での生活が続けられることもあります。

 

年齢を重ねても、誰しも未来があります。

 

自分にあった商品を手にしてみるだけで、未来が明るくなる可能性がありますよ。

 

是非、新しい商品にチャレンジしてみてくださいね。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

また次回お会いしましょう。

『介護体験』 福祉用具が未来を変える 自動排泄処理装置編!!

 

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(自動排泄処理装置)

 

自動排泄処理装置とは

特殊尿器とも呼ばれ、尿などを受けるレシーバーと、本体でできており、本体には排泄物を溜めるポンプとタンクが収まっています。

要介護者が寝ているベッドサイドに本体を置き、本人の手の届く範囲に置いたレシーバーに排尿すれば尿が自動的に吸引されていく仕組みです。

 尿意があってもトイレまで歩くことが難しい場合や、トイレまで行くのに時間がかかり間に合わない場合に本人や介護者の介助によってレシーバーをあてて使用します。

 

一言では、尿器の自動装置です。

 

尿器とは下記のようなものです。

陰部に当てたら、通常は、中に尿を溜めておきますが、溜めたものが自動で本体のタンクに収まるようになります。

上記が、レシーバー役になります。

 

自動排泄処理装置の種類

自動排泄処理装置には、大きく分けて2種類あります。

 

①(装着型) 

女性用、男性用受容器を常時身体に装着して、採尿した尿、便を自動的に吸引し、導尿チューブを通して蓄尿タンクに貯めておくもの

 

②(手持ち型)

排尿時に男性、女性の陰部に受尿器をあてて、採尿した尿を自動的に吸引し、導尿チューブを通して蓄尿タンクに貯めておく構造をもったもの

 

 

 

①装着型

 

 

介護用オムツの様に装着するだけで、排泄物、(尿・便)を吸収し、お尻の洗浄を自動で行ってくれる介護ロボットです。

 

寝返りしても、ギャッジアップしても排泄物が漏れないように工夫されています。

 

 



僕が見たことがあるのは、昔のタイプであったため、寝返りすると漏れたり、陰部がむれたりすることがありました。

 

利用したことはありませんが、最新のは以前の問題点が解決されているみたいです。

 

常時、寝ている状態でオムツ交換することは、本人、介護者とも負担になります。

その負担を介護ロボットを利用し軽減できたら在宅での生活が継続できる可能性があがります。

 

 

詳細は下記のメーカーを参照 (商品名 ドリーマー)

https://ad-rolls.com/product/dreamer/

 
 
手持ち型

 

 

 

・装着型と違い、使用するときのみ当てるため、自分のペースで利用できます。

・自動の尿器で、レシーバーを当てることで、センサーが反応し尿を自動で吸収します。

・寝ていても、座っていても使用できます。

 

 

詳細は下記のメーカーを参照してください。

スカットクリーン | パラマウントベッド株式会社 | PARAMOUNT BED

 

 

 

 

 

 

実際の事例を1つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

女性A 80代  長女と二人暮らし

 

常時寝たきりのAさんですが、認知機能は保たれています。

尿意、便意もあるため、排泄したいという感覚があります。

 

オムツですることも一つですが、排泄は尿器を利用したいAさん、最初は一般的な尿器を利用していました。

 

一般的な尿器は、尿をするたびに捨てなくてはならず、タンクに尿が溜まっていき、逆流することがありました。

 

また、毎回捨ててもらうのも、長女に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

そんな悩みのあるAさん、長女と相談した結果、手持ち型の自動排泄処理装置を利用してみることになりました。

 

自分で使用していけるか不安なAさんでしたが、使用していくうちに慣れていき、使いこなせるようになりました。

 

一般的な尿器だとシーツを汚したりしておりましたが、汚すことや処理回数も減少したため、長女の負担も少なくなりました。

 

僕が検討した時は、介護保険レンタルではなく介護保険で購入できるときでした。

 

現在は介護保険でレンタルできますので、どんな商品なのか先に確認して利用できないようなら返却もできます。

 

一度試してみることから初めてみてもいいかもしれないです。

 

 

 

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

自動排泄処理装置はあまり使用したことがないため、参考にはならないかもしれません。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

『介護体験』 福祉用具が未来を変える  徘徊感知機器編!!

 

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(徘徊感知機器)

徘徊感知機器とは

 

認知症等の方の危険行動を防ぐ目的で使用するセンサーになります。

 

良くある危険行動

 

・屋外への外出(迷子になる、交通事故の危険)

・ベッドからの転落、転倒事故

 

などです。

 

送信機と受信機を利用して設置します。

現在では、受信機を家族の携帯電話に設定して、遠くにいる人に知らせることが出来る商品も出てきています。

自分の使用しやすい方法を相談しながら商品を選んでいきましょう。

 

徘徊感知機器の種類

種類は大きく分けて3つあります。

 

①ドアや玄関を通過した時、知らせてくれるもの

②ベッドから離れた時、知らせてくれるもの

③利用者本人が携帯し、知らせてくれるもの

 

 

 

ドアや玄関を通過した時、知らせてくれるもの

 

室内や玄関前、扉前に設置して、通過したら知らせてくれる商品になります。

赤外線のセンサーのものが多いかもしれません。

 

送信機と受信機があり、送信機の前を通ったら、受信機に知らせてくれるものです。

 

ベッドに設置することもできますし、扉の前や上に設置することもできます。

多種多様に設置できるため使い勝手が良いです。

 

 

 

 

ベッドから離れた時、知らせてくれるもの

 

ベッドから離れたり、床に足を置いたりすると反応するセンサーです。

病院等でも使用されている商品で自宅、施設問わず利用されています。

 

 

 

 



利用者本人が携帯し、知らせてくれるもの

 

下記の送信機を靴やバッグに入れておきます。

それぞれ設定します。

 

・エリアを出ると、送信するように設定

・靴を履いた時になるように設定

 

受信は家族へメールで届けることができます。

 

 

 

 

 

 

 

詳細は下記のメーカーをご覧ください。

http://itsumo-umekawa.com/

 

 

徘徊感知機器を利用するにあたり重要なこと

 

徘徊感知機器で重要なことは、本人が自分でセンサーを利用したいということはありません。

 

家族の心配、周りに迷惑をかけないようにと利用することが多いです。

 

そのため、本人への人権侵害がいつの間にか正当化されてしまう場合がありますので意識してください。

 

何でも徘徊感知機器となってしまうと、もしかしたら本人が辛い思いをする可能性もあります。

 

検討しながら進めていきましょう。

 

 

 

 

実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

男性Aさん 70代  妻と二人暮らし

 

認知症のあるAさん、たまに一人で外出して戻れなくなることがあります。

 

普段は妻と外に出かけることが多いですが、何か思って外に出かけたくなってしまうのです。

 

常時、見守っていては妻の負担が増大するため、外に行きそうになったら知らせてくれるものを希望されました。

 

頻回に外に行くようになってしまったら、利用は難しくなりますが、場所が分からず外に出かけてしまう場合や、目を離したすきに出てしまう場合に有効になります。

 

その時、利用したのは、通過した時に知らせてくれるものです。

 

玄関、上がり框前に設置し、そこを通ったらセンサーが反応するように設定。

 

玄関の上がり框の前に靴を履いている間に、発見できるような感じです。

 

もう少し早い段階で気付けるように設置することも可能ですが、センサーが鳴りすぎると介護者も疲れてしまうため、外出ギリギリで鳴らすことになりました。

 

センサー設置する前は毎日、目を離せない状況でしたが、センサーに頼り大丈夫な時間が増え、自分の時間を取り戻せている妻でした。

 

 

センサーについては、なる頻度も考えないと介護者のストレスが増加する可能性がありますので、設置場所を検討する必要もあります。

 

 

 

 

 

事例2

 

女性Bさん 80代 長女と二人暮らし

 

ベッドで寝ているBさん、その日によりパワーが違います。

 

例えば、昨日は全く歩くことも出来ない状態であったのに、今日はベッドから起き上がり、立って歩いたりします。

 

ただ、歩くと言っても、歩行ができるレベルではなく、ふらふらして、いつでも転倒する危険性がある状況です。

 

その状況は、いつ起こるかわかりません。

 

明日は、起きれる日とか、今日は起きれる日とか、前もって分からないのです。

 

ただ、いつも寝ているため、筋力は低下し転倒して骨折してしまう可能性があり長女は心配です。

 

日の状態によって分からないためベッド床にセンサーを設置。

 

足を下ろしたらなるように設定しました。

 

赤外線のセンサーも検討、センサーの電源のON、OFFを調整しているうちに、今はセンサーが利用できる状態かが分からなくなってしまうため、マット型のセンサーを利用することとなりました。

 

センサーを設置したことで、足を下ろしたら受信機が反応しますので、長女がいる時は駆け付けられるため、長女の不安の軽減になっていました。

 

実際は月に1回反応するかどうかであったため、ストレスも少なく過ごすことができたと話されていました。

 

自宅で生活をしていると、全く同じ状況の人はいないことに気付きます。

自分のあった、環境で生活できるとストレスも少ない介護生活が過ごせるかもしれないですよね。

 

 

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

徘徊感知機器だけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

『介護経験』 福祉用具が未来を変える 移動用リフト編!!

 

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(移動用リフト)

 

移動用リフトとは

ベッド上から車いすへの移乗の際に利用する商品や、椅子からの立ち上がりを補助する椅子型、据置型のリフトなどあります。

 

下記で具体的に見てきましょう~

 

 

 

移動用リフトの種類

 

移動用リフトの代表例は、まさに下記のような商品です。

ベッドに設置するタイプと、移動できるタイプがあります。

 

ベッドに固定して利用するタイプ

 

キャスターで動かしながら利用するタイプ



 



両方使用方法は同じで、吊り具を設置して利用していきます。

吊り具も沢山の種類がありますので、身体状況にあった商品を選びます。

 

ベッドに固定するタイプは安定安定していますし、移動式は複数の方が利用する場合に向いています。

 

自宅では固定式が利用しやすいと思います。

 

詳細は下記のメーカーを参照してみて

http://www.moritoh.co.jp/

 

段差昇降機

 

介護保険を利用してレンタルできるものに、段差昇降機があります。

 

階段の上り下りや上がりかまちへの段差がつらい方、車椅子を利用している方がご家族にいるときには介助が必要になりますが、その介助が楽になる道具として段差解消機というものがあります

 

昇降が1Mを超えるタイプの商品もありますので自宅の環境に合わせて調整する必要があります。

 

スロープが設置できない場所や自宅内の上がり框の段差など、幅広く利用することができるよう、手動式と電動式があります。

 

 

 

 

 

 

詳細は下記のメーカーを参照してみて

https://www.shinkosangyo-as.com/product/?cate=%E6%AE%B5%E5%B7%AE%E8%A7%A3%E6%B6%88%E6%A9%9F

 

椅子型昇降機

 

移動用リフトの中で比較的に多く使われるものが立ち上がり椅子です。

 

椅子型と座椅子型があります。

 

椅子の生活をしていた方、床生活をしていた方が、立ち上がりが大変になっても、今までと同じ状況で生活することが可能になります。

 

椅子型

 

座椅子型

 

両方、立ち上がりしやすい高さまでリモコンで操作して利用します。

 

中にはリクライニング機能がつくものや足を上げる機能が付いた商品もありますので幅広く商品が出ていますのでカタログを確認しながら選ぶと良いかもしれません。

 

詳細は下記のメーカーを参照してみて

https://komura.co.jp/

実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

男性Aさん 80代  妻と二人暮らし

 

常時車椅子を利用しているAさん、車椅子になっても、食事は床に座って食べたい思いがあります。

 

頑固一徹のAさんのため、周りからは車椅子でも食べやすいテーブルを使用したり、ダイニングテーブルを利用した方が楽になると伝えても、生活リズムを変えることはしません。

 

そのため、妻が毎食、車椅子から床に移動させていました。

 

そんな生活が長く続く訳がありません。

 

妻は疲弊し喧嘩が喧嘩が絶えない日々。

 

夫は動けないので妻がやるのは当たり前と思っています。

 

そんなとき、座椅子型の昇降椅子をお試しで利用してみることに・・・

 

最初は文句が絶えずあったAさんですが、しばらくすると、自分で椅子を昇降させて床に座ることができるようになりました。

 

椅子周りに手すりを設置するなど移乗する時の工夫は必要ですが、自分で移動できるようになったことで、妻の負担が減少して喧嘩の頻度は少なくなり自宅生活を継続されていました。

 

どうしても習慣を変えることが出来ない方もいます。

環境に合う福祉用具の利用で生活の変化も期待できますね。

 

 

 

事例2

 

女性Bさん 80代 長女と二人暮らし


Bさんは認知症で全介助が必要な状況です。

 

自分で起きたり、手をつかんだりすることの指示も伝わりません。

 

長女としては、ずっと寝ている時間ではなく、母が座って一緒にリビングでTVを観たりしたい思いがあります。

 

長女は腰痛があったため、ベッドから車いすへの移乗は難しい状況でした。

 

ベッドから車椅子の移乗が出来るように、設置型の移動用リフトを利用してみることに・・・

 

最初は、シートを設置することが面倒に感じたりしましたが徐々に慣れてくるにつれて、リフトを利用できるようになってきました。

 

3か月後には、リフトを上手に使い、車椅子へ移乗されリビングで笑顔で話しをする日も増えてきていました。

 

 

 

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

移動用リフトだけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

『介護体験』 福祉用具が未来を変える  多点杖編!!

 

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(歩行補助杖)

 

歩行補助杖とは

 

歩行を補助するために使う杖です。

杖と両足の3点で体重を支えることができ、足腰にかかる負担を軽減することができます。 歩行補助杖には、多点杖、特殊杖など、さまざまな種類の杖があります。

 

 

杖の合わせ方

 

最初は大転子に合わせてみましょう

 

その後、自分の歩きやすい高さに調整しましょう。

 

杖の高さの目安は下記を参考にしてみてください。

 

・身長140cm  杖の高さ70cm

・身長150cm  杖の高さ75cm

・身長160cm  杖の高さ80cm

・身長170cm  杖の高さ85cm

 

 

 

歩行補助杖の種類

 

 

T字杖



T字杖はオーソドックスな杖です。

歩行のサポート的な役割です。

 

握り手の形状が『T字』『L字』『オフセット』と使用する人に合わせて選ぶことができます。

 

※T字杖は介護保険が適用になりませんので注意してください

 

特徴

1、折り畳みと伸縮型がある。

2、デザインが豊富

3、立ち上がり補助・椅子になる杖などもある

 

 

ロフストランドクラッチ

 


ロフストランドクラッチは、T字杖よりも安定性が高く、歩く際のサポート力も高いのが特徴です。

 

特徴

1、握力や腕の力がない人でも握ることができる

2、腕を通すカフというワッカがついているので、体重を支えてくれる

 

 

多点杖

 

多点杖は、地面に接する面が、3点、4点となっている杖です。

 

特徴

1、T字杖より安定感がある

2、地面に接する点の種類が豊富

(接する点の大小、可動式など)

3、立ち上がり補助ができる杖もある

 

松葉杖

 

骨折した時など、病院でも多く利用されている杖です。

脇に当てて使うため、2本利用すると足の痛みを軽減してくれます。

 

特徴

1、身体をしっかり支えてくれる。

2、両腕で使用する場合、下肢の負担が少ない(1本でも使用可能)

 

 

杖の使い方

 

 

①杖を前に出す

②痛みのある方の足を出す

③反対の足を揃える

 

この順番を繰り返します。

 

 

 

実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

男性Aさん 80代 

 

 

手の握力がないAさん。

 

北海道は雪が積もります、氷も張ります。

まさにツルツルです。

 

冬季、歩行が怖くて外出するのが怖いAさん。

 

多点杖(四点等)でも握力を使いますし、滑って杖が言うことを聞いてくれません。

 

そんなAさんが利用することになったのは、『ロフストランドクラッチ』です。

 

握力が弱くても、上のワッカ(カフと言います)があり、肘と手で支えるため安定感が変わります。

 

このロフストランドクラッチに、アイスピックをつけて歩くことができるようになりました。

 

使い方は、松葉杖と同じ使い方、両手に杖をもって歩く感じです。

 

人によっては松葉杖の方がいいとか、そんな使い方ありなの?っていう人もいますが、自分が納得して安心して使えるようになればいいんです。

 

それで、自分の行きたい場所に行ける。

 

それだけで、人生の満足度が変わると思います。

 

ロフストランドクラッチ 現在は新商品も出ているため、福祉用具事業所のカタログで確認してください。

 

レンタル料金 一割負担 150~200円で利用できます。

 

アイスピックは別途購入必要です。

 

 

 

 

 

 

事例2

 

女性Bさん80代  

 

左上下肢麻痺のBさん

 

自宅内でT字杖の利用と家具につかまりながら生活されています。

 

右手からT字杖が離れると、杖が倒れてしまうため、扉の開閉が上手にできません。

 

腕や脇に挟んだり、家具にT字杖を置いたりと工夫はしますが、杖が倒れてしまい一苦労です。

 

そんな中、四点杖を利用してみることになりました。

 

Bさんは四点杖なんて、下の盤が大きくて煩わしそうってイメージでした。

 

まさにTVとかで見る四点杖は盤も大きく、重いってイメージがありますよね。

 

しぶしぶ、Bさんは四点杖を観てみることになりました。

 

四点杖を利用し一週間が経過・・・ 杖が自立するためドアの開閉や、ベッドから起きても杖が横になっておらず、自立しているため利用しやすくなったと話されます。

 

最初は抵抗があった四点杖ですが、実際使ってみると便利さがわかることもあります。

 

ものは試し一回みてみてもいいかもしれないですね~

 

レンタル料金 一割負担 150~200円

 

 



島製作所で詳細確認してくださいね

http://www.shima-seisakusyo.com/products/newproducts.html

 

 

 

 

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

歩行補助杖だけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!

『介護体験』 福祉用具が未来を変える  スロープ編!!

 

おはようございます。ブーちゃんです。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?

 

あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!

 

ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。

 

そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。

 

皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。

 

ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。

 

介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。

 

そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!

 

今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。

 

僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。

 

介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。

 

福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。

 

是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!

 

 

福祉用具とは

 

福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。

 

福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。

 

最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。

 

介護保険適応の福祉用具には

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

があります。

 

今回は①のレンタルで使用する内容についてです。

 

 

福祉用具の料金

 

①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)

福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。

 

 

負担割合 1割

 

車椅子  5000円

特殊寝台 13000円

手すり  7000円

 

合計   合計25000円  

 

自己負担1割 2500円   介護保険給付 9割

 

 

 

福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。

 

そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。

 

上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。

 

②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)

専門用語で『特定福祉用具』といいます。

 

特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。

(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)

 

購入できる商品は限定されています。

  1. 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
  2. 自動排泄処理装置の交換可能部分
  3. 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
  4. 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
  5. 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
  6. 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)

 

 

負担割合 1割

 

ポータブルトイレ 60000円

浴室手すり    25000円

浴室椅子     30000円

 

合計       115000円

 

自己負担  25000円    介護保険給付 90000円

(内訳)

介護保険分 10000円

介護保険外 15000円

 

 

介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。

 

 

 

 

③自宅を改修する(手すり、段差解消など)

別名で『住宅改修』といいます。

 

住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。

 

特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。

生涯で一回のみ利用可能です。 

 

ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。

 

①介護区分が3段階以上、上がった場合

(例) 要支援1 → 要介護3

※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。

(例) 要介護1 → 要介護4

 

②住民票上の住所が変わった場合

住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。

 

手すり工事   150000円

段差解消工事  100000円

 

合計      250000円

 

 

自己負担  70000円    介護保険給付 180000円

(内訳)

介護保険分 20000円

介護保険外 50000円

 

 

 

 

 

 

◇レンタル対象の福祉用具

 

 

 

福祉用具活用例(スロープ)

 

スロープとは

福祉用具レンタルのスロープとは

車いすや歩行器のように車輪のついた用具を使用する際に有効な段差解消の福祉用具で工事を伴わないものです。

 

スロープの種類

 

種類 一枚板タイプ レールタイプ(2本) ミニスロープ
写真

 

 

特徴 活用範囲が広く扱いやすい 左右レール幅長さ調整可能 室内段差解消
スロープの上を歩く 地面を歩く 置くだけ簡単
重量 3~18㎏ 8㎏(一本) 0.1~3㎏
長さ 65~285cm 150~300cm 1~5cm
用途 室内、屋外 屋外 室内

 

 

スロープの種類は大きく分けて3種類あります。

 

1・一枚板タイプ

2・レールタイプ

3・ミニスロープ

 

 

〇一枚板タイプ

定番のスロープです。

 

各メーカー種類豊富にあり、軽量なものも出ています。

レールタイプのような車輪をスロープに合わせる必要がないため活用範囲が広く、電動車いすにも対応できます。

 

〇レールタイプ

 

玄関幅が狭い場合や、左右の長さの調整が必要な場合に有効です。

 

種類はあまりなく、選ぶことが出来ません。

一枚板タイプと違い、各々、長さを合わせる必要があります。

 

〇ミニスロープ

 

室内の段差に有効です。

1cmから対応できるため、躓きの防止、歩行器、車椅子を利用する際もスムーズに移動できるようになります。

 

置くだけで設置できるため、必要ない場合は簡単に取り外しができます。

 

段差に対するスロープの必要な長さ

 

〇車椅子で自走する場合

 

段差の12倍

傾斜角度 5° 

 

(例) 段差20cmの場合

 

20×12=240cmのスロープを使用

 

〇車椅子で介助者がいる場合

 

段差の6倍

傾斜角度 10°

 

(例) 段差20cmの場合

 

20×6=120cmのスロープを使用

 

〇最大傾斜

 

段差の4倍

傾斜角度 15°

 

(例) 段差20cmの場合

 

20×4=80cmのスロープを使用

 

これ以上の傾斜は危険な可能性があります。

 

 

 

 

 

 

実際の事例を2つ紹介いたします。

参考になれば幸いです。

事例1

 

男性Aさん 80代 妻と二人暮らし

 

自宅に入るためには50cmの階段を超える必要があります。

車椅子を常時利用しているAさんとしては、自分で超えることができません。

 

Aさんが外出するのは『通院』『ディサービス』がほとんどです。

 

ただ、妻とも外出することがあるため、妻が押すことができる傾斜が必要です。

 

スロープを利用する際、傾斜があると本人も不安ですし、介助者も大変です。

 

1.8M~2.85Mの長さのスロープを試してみることになりました。

 

1.8Mでは、傾斜がきつく、車椅子の足の部分がスロープに干渉しました。

 

2Mでは、ディサービスの職員は出来ますが、妻が傾斜を上げることが出来ませんでした。

 

2.5Mで、妻も何とか自分で上げることができました。

 

スロープを利用する時に介助者のい背景を検討しながら選ぶことが必要です。

 

本当はもう少し長い、スロープの方が望ましいですが、長くなるほど重量も重たくなり、管理も大変になります。

 

介助者が扱いやすい長さの商品を検討してみましょう。

 

 

事例2

 

女性Bさん80代  独居

 

Bさんは歩行器を利用されています。

 

室内でキャスター付きの歩行器を利用しており、扉の敷居を超えることが大変です。

 

扉の敷居の前で、歩行器を持ち上げたりと工夫をしていましたが、一か所の扉を超えることが大変でした。

 

自宅内では一人のため、誰も手伝ってはくれません。

 

工事で敷居を撤去する方法もありますが、夫が建ててくれた大切な家なため、傷をつけたくない気持ちがあります。

 

そのため、敷居撤去ではなくスロープを利用することになりました。

 

自宅内の段差にミニスロープを設置。

 

歩行器の移動がスムーズになり、Bさんの敷居前の苦労はなくなりストレスが減少されました。

 

何かを追加してみるだけで、気持ちに余裕が出来ますね。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

まとめ

いかかでしたか?

 

スロープだけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。

 

全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら

ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。

 

満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。

 

介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。

 

出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』

 

出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。

 

そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう

 

そして信頼関係を築いておきましょう。

 

ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。

 

裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。

 

信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』

 

何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

また次回お会いしましょう!