『ヤングケアラー』問題を集中的に支援し モデル事業実施!!
おはようございます。ブーちゃんです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
近年、未成年者の介護者が問題となってきていますね~
僕も、実際介護している人が高校生ってことがありました。
中学生って遊びたくて仕方ない時期、その時期に介護や家事に関わり、他の事が出来ない状況、なんだか寂しくなります。
そんな現状の人をヤングケアラーって言うようです。
皆さん、ヤングケアラーって聞いたことありますか?
ヤングケアラーは認知度が低く中学生の八割以上の人が聞いた事がないと答えています。
その内容は現在、国も力を入れていて『ヤングケアラー』問題として解決できないか模索中です。
ヤングケアラーとは
一般に、本来大人が担する家事や家族の世話、介護などを日常的に行っている子です。
18歳未満で家族の介護や世話をする人が『ヤングケアラー』と考えられています。
ヤングケアラーはなぜ生まれる?
家庭によって違いますが、介護を担う人手の不足、経済的な苦境が挙げられます。
頼れる身内がいないために、両親が働き、子どもが祖父母の介護を行う。
金銭的な余裕がなく介護施設に入所させることができないため、子どもが在宅介護する必要が出てくるなどの問題があります。
ヤングケアラーの現状
遅刻、宿題忘れ、欠席ばかりではなく、部活への参加、健康状態への影響、友達との遊ぶ時間もなく、孤立、いじめ、進学、就職の断念などの問題があります。
また、誰に相談して良いかも分からないため、相談できることも少なく、その性あk津が当たり前となり自分の感情を抑え生活していることも少なくありません。
ヤングケアラーの世帯数
令和3年に国が発表した調査結果では、世話をしている家族がいると答えたのは
中学生 17人に1人
高校生 24人に1人
です。
ただ自分は『ヤングケアラー』と自覚している人はたった2%でした。
98%の人は自分は他と変わらない状況であると思っていると思われます。
ヤングケアラーについて思うこと
僕も実際『ヤングケアラー』の高校生や中学生、もしくは小学生にお会いして話を聞くことがありました。
僕がお会いした子は素直な感じな子が多く、家族の面倒を見ていることで自分が犠牲になっているとは思っていませんでした。
母のため、兄弟のため、祖母のためなどそれぞれが他の幸せのために頑張っているのが現状です。
たまに自由に遊ぶに行きたいと思うこと、欲しいものを諦めることはあると話されていました。
ただ、母も働いているからとか、家は片親だから仕方ないないなど諦めがある様子です。
どこに生まれ、どこで育つかは選ぶことも残念なことにできないです。
自分よりも上を見ても下を見みてもキリがないのが現状です。
ただ、今後増加する可能性が高い『ヤングケアラー』問題は社会で解決していかなければならないものだと思っています。
実際、令和4年度にヤングケアラーへの支援が少しづつ始まる予定です。
社会認知度の向上、対応方針などを具体的に定めて強化事業を創設するようです。
具体的には
〇地方自治体での把握や早期発見、窓口の設置
〇ヤングケアラー・コーディネーターの配置
〇悩み相談を行う支援団体の設置
〇認知度を上げるためにイベントの開催
〇子育て世帯への訪問支援による事業創設
などなど、364億円で計画を立てて本気で解決にむけて動きだすようです。
少しでも環境や状況が解決され幸せに生きられる人が増えたらいいですよね。
まとめ
いかがでしたか?
ヤングケアラー問題は今の自分は関係なくても、自分の子孫や身近な人が陥る可能性が高いものです。
特に年齢を重ねてからの出産が多くなっていますし、介護の担い手も減少している状況も考えると他人事ではない気がします。
ヤングケアラーは、自分はその状況に気付かず、相談できない、もしくは相談しても解決の糸口が見つからないと思っています。
今後のヤングケアラーの認知度があがり、問題が早期に解決できるような仕組みができたら明るい未来と思える学生が増えるかもしないですね。
今後の政策に期待です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう。