『介護保険』 自宅に看護師さんが・・・ 訪問看護サービスを知ろう!!
おはようございます。ブーちゃんです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
年齢を重ねると、何かの病気にかかる可能性は高くなります。
病気が同じでも、各々症状や体調が変わるため、人によって状況が違います。
同じ症状であっても、一人は『大したことない』と思うのに対して、
別な人は『大騒ぎ』の可能性もあります。
人によって感じ方が違うため、『自分に合ったケア』が必要となります。
理屈では説明できない、これが医療、介護の難しいところかもしれません。
症状や体調の受け止め方が違うため、自分や家族ではどうしたらいいか分からないことが普通に起きるのも悩みどころです。
そんな悩みに答えてくれるサービスが『訪問看護』です。
今日は訪問看護についてみていきましょう!!
訪問看護とは
看護師が自宅に訪問して、病気や障がいに応じた看護をしてくれます
健康状態の悪化防止や、回復に向けてお手伝いします
主治医の指示を受け、病院にいるのと同じような医療処置をしてくれます
自宅で最期を迎えたいという希望に沿った看護も可能です
〇具体的に何をしてくれるの?
- 身体入浴介助、食事や排泄などのお手伝い
- 体調管理の管理、主治医との連携
- 医療機器の管理:在宅酸素、人工呼吸器などの管理
- 終末期などでも、自宅で過ごせるよう適切なターミナルケア
- 床ずれ防止の予防、床ずれの処置
- リハビリテーション
- 認知症介護の相談
- ご家族等への介護指導・相談
- 緊急時の対応(24時間)
上記のようなことをしていきます。
〇どんな人がきてくれるの?
看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などが自宅に来てくれます。
医療的なことは看護師、リハビリテーショは理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などが来てくれます。
下記の図をご覧ください
※金額は1割負担の金額になるため、2割、3割負担であれば、料金が変わります。
※上記は介護保険の料金表のため、医療保険(主治医の判断、特定疾病等)の場合は、料金や負担割合が異なります。
詳しくは、ケアマネージャー、訪問看護の担当者に確認してね
訪問看護は、大きく分けて、看護師の訪問と、理学療法士等のリハビリの訪問とに分かれています。
良くある質問
Q:要介護度によって、料金は変わりますか?
A:要支援1.2・要介護1~5まで料金は変わりありません。
訪問看護を利用するには、下記の方に相談してみて下さい
・担当のケアマネージャー
・通院している病院のソーシャルワーカー、主治医
訪問看護を利用するには、必ずかかりつけ医の指示書が必要になりますので、サービス開始までに少々時間がかかる場合があります。
実際の体験談
利用者:Aさん女性(80代) 要介護2 アルツハイマー型認知症
娘:Bさん 女性(同居)
利用している介護サービス
上記の2名で在宅で生活しています。
Aさんは、体調が崩しやすく、熱が出てしまうことがあります。
熱は38度くらいです。
Bさんは、Aさんが熱がでているので心配ではありますが、救急車は大げさかもしれないと思って様子をみます。
でもBさんは、本当にそれでいいのか心配になります。
自分の判断はあっているのか? それとも、急いで病院に連れて行った方がいいのか、心配で仕方ありません。
だからといって、誰に相談したらいいかも分からないのが現状です。
そんな時、週1回の訪問看護サービスを利用していたため、訪問看護へ連絡しました。
そしたら、訪問看護の方が、話を聞いてくれて、その後、自宅に来てくれました。
体調の確認、薬の相談、主治医へ連絡対応してくれました。
翌日、熱が下がり、いつもの生活に戻ることができました。
Bさんも訪問看護の利用をしていたことで、気持ちに余裕もできます。
いつでも医療的な相談ができることが、自宅生活の安心に繋がっていると話されていました。
まとめ
いかかでしたか?
訪問看護は自宅でも病院と同じような、医療的な相談ができるサービスです。
介護をしていると、沢山の事が起こります。
自分が体験してみないと分からないこともありますし、理屈では対処できると思っていても、感情では対処しきれないことも多いと思います。
人は、言葉の受け取り方、心の容量、不安な想い、それぞれが違いますので自分が少しでも安心できるように工夫していきましょう。
介護は、理屈では説明できないことも多いです。
一人で抱え込まないように!!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。