『介護保険』 福祉用具が未来を変える 車椅子編!!
おはようございます。ブーちゃんです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
介護って聞いて皆さんどんなイメージがありますか?
あまり良いイメージがない人が多いかもしれないですよね!!
ニュースでは、少子高齢化・老後2000万問題・認知症・老老介護・ヤングケアラー・人手不足 などなど、世間を賑わせている話題も多いです。
そんな話題を耳にしていたら、心が悲鳴をあげて良いイメージが持てないのも無理はありません。
皆さんそうですが、介護が必要な状態になりたくてなる人はいないですし、皆さん元気でいたいと思うことが自然なことです。
ただ突然、介護状態になる、もしくは介護者になる人も多いのも事実です。
介護をされる人も、する人もちょっとの知識で気持ちの余裕が変わっていきます。
そんなちょっとの準備をして、自分の未来を創っていきましょう!!
今回は介護生活を明るくできる可能性がある『福祉用具』についてです。
僕は介護に一番必要なサービスは何?と聞かれると、『福祉用具』と回答します。
介護状態になり出来ないことが増えていく中でも、自分でできた時に自信に繋がらり元気を取り戻せる可能性が高いと考えています。
福祉用具の活用により、自宅生活での未来が変わると言っても過言ではないと思っています。
是非『福祉用具』を活用して、笑顔のある生活を取り戻してください!!
◇福祉用具とは
福祉用具は、介護を必要とする方が自分できる手助けや、介護する方の負担を軽減する目的で使用されます。
福祉用具は各メーカが参入していおり、年々新しいものが出来ています。
最先端な商品やAIが搭載された商品、軽量化された商品など数えきれないほどの商品が開発されています。
①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)
②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)
③自宅を改修する(手すり、段差解消など)
があります。
今回は①のレンタルで使用する内容についてです。
◇福祉用具の料金
①レンタルで使用する(ベッドや手すり、車いすなど)
福祉用具レンタルは負担割合によって変わりますが原則は一割負担です。
福祉用具レンタルは 平成30年10月~商品ごとに全国平均価格の上限を設けています。
そのため、どこの福祉用具事業所でレンタルしても、大きく貸与価格が変わることはなくなりました。
上限がない時期は、価格が3倍以上違う事業所もありました。
②購入して使用する(ポータブルトイレ・浴室の椅子など)
専門用語で『特定福祉用具』といいます。
特定福祉用具は負担割合によって変わりますが年間10万円まで一割負担で購入できます。
(年間:4月~3月 購入日ではなく申請日)
購入できる商品は限定されています。
- 腰掛け便座(ポータブルトイレなど)
- 自動排泄処理装置の交換可能部分
- 入浴補助用具(お風呂の椅子、手すりなど)
- 簡易浴槽(工事を伴わない浴槽)
- 移動用リフトの吊り具(移動用リフトはレンタル)
- 排泄予測支援機器(令和4年~追加になります)
例
負担割合 1割
ポータブルトイレ 60000円
浴室手すり 25000円
浴室椅子 30000円
合計 115000円
自己負担 25000円 介護保険給付 90000円
(内訳)
介護保険分 10000円
介護保険外 15000円
介護保険で上限が10万円と定められているため、10万円を超えた部分に関しては全額自己負担になります。
③自宅を改修する(手すり、段差解消など)
別名で『住宅改修』といいます。
住宅改修は負担割合によって変わりますが20万円まで一割負担で工事できます。
特定福祉用具購入と違い、年間ではありません。
生涯で一回のみ利用可能です。
ただし20万円の枠が戻る『例外』が2つあります。
①介護区分が3段階以上、上がった場合
(例) 要支援1 → 要介護3
※要支援2は要支援2は要介護1と同様に要介護4で3段階になります。
(例) 要介護1 → 要介護4
②住民票上の住所が変わった場合
住む場所が変わった場合でも、住民票上の住所に変更がなければ、再度、介護保険の住宅改修を利用して工事は出来ません。
◇レンタル対象の福祉用具
◇福祉用具活用例(車椅子編)
車椅子には豊富な種類があります。
代表例のみの紹介です。
自分で知識をつけてケアマネージャー・福祉用具専門相談員の方と話をすることで、自分の身体に合った商品を見つけることができると思います。
自走式車椅子
タイヤが大きく、自分でタイヤ横のハンドルを使って移動するタイプです。
種類が豊富で、ひじ掛けが跳ね上げできる商品や足の置き場が外れるもの、自分の身体に合わせて、前座高、座幅などを変更できる商品もあります。
色々な機能がつくと重たくなりますので、女性の方が介助者で外出頻度や持ち上げることが多い場合、重量の確認も忘れないように注意してください。
介助式車椅子
自走式車椅子に比べて、タイヤが小さく軽量化されている商品が多いです。
介助者の方が主に操作することになります。
種類が豊富で、ひじ掛けが跳ね上げできる商品や足の置き場が外れるもの、自分の身体に合わせて、前座高、座幅などを変更できる商品もあります。
色々な機能がつくと重たくなりますので、女性の方が介助者で外出頻度や持ち上げることが多い場合、重量の確認も忘れないように注意してください。
自走式に比べると、全体にコンパクトで軽量の物が多いため小回りが利きやすく持ち運びは便利です。
ただし、段差昇降はしにくい可能性があるため自宅の状況に応じて使い分けましょう。
6輪車椅子
タイヤが6個ついている車椅子です。
屋外には向きませんが、バリアフリーではあるが、廊下で曲がりが多い場合、その場で回転が必要な環境で重宝します。
自分で操作も簡単なため自走も軽々できます。
小回りが利くため、段差がない自宅であれば有力候補になります。
ティルト・リクライニング車椅子
通常の車椅子よりもリラックスして使用できます。
体がズレてしまいやすい人や姿勢を保持することが出来ない方、足のむくみがある方などに向いています。
ティルトとリクライニングの違い
リクライニングは背もたれのみが倒れるのが特徴です。
ティルトは座面と背もたれを一体で倒せるものです。
両方の機能を備えた、ティルト&リクライニングもあります。
電動タイプ
車椅子に電動機が備わっているものを電動車椅子と言います。
電動車いすも、スティックレバー型とハンドル型があります。
標準型の電動車いすは、スティックレバーで操作するタイプになります。
もう一つは、電動カートと呼ばれるハンドルで操作するタイプです。
スティックレバー型
ハンドル型
◇経験談
ここから実際の事例を2つ紹介いたします。
参考になれば幸いです。
事例1
男性Aさん80代後半 要介護1 妻と二人暮らし
歩行が不安定ではあるが室内は杖歩行可能なレベルです。
バス停までは、400m 行くことがなかなか難しい距離でした。
車が必要な場所で生活していたAさん、車を手放したくありません。
高齢ドライバーの事故が多発しており、家族としては他の人に迷惑をかけてしまうかどうかいつも心配していました。
高齢者の事故、他人事ではないのは皆さん同じです。
それでも頑なに車を手放したくないAさん、何度話し合いをしても、車を手放したくないAさん、家族とは距離が出来てきます。
険悪なムードが続き、家族関係も悪化していきました。
家族の信頼関係が良いかどうかで介護が大変になるかどうかがかかっているため、
Aさんに車を手放したくない理由を改めて確認してみると・・・
自分の車でスーパーや床屋、病院に行きたい想いが強いのです。
車が無くなるといけないと思い込んでいため、どうしても手放したくない思いが強かったのが現状です。
そこで提案。
車を残したまま、電動車いすを利用してスーパーや床屋などに行ってみることになりました。
電動車いすを2か月使い続け、本人も自分の望みが叶うと理解したこともあり、その後、車を手放すことになり、家族と距離も近くなりました。
事例2
女性Aさん80代後半 夫と二人暮らし
自宅まマンションで廊下が狭く車椅子で移動するのが大変な状況です。
自走式の車椅子を利用されていましたが、車椅子の幅が広くハンドリム(車いすの輪っか)を使用しては手が壁にぶつかりケガをされている状況でした。
そのため、毎回、トイレや廊下を渡り寝室に行く際には夫にお願いしていく必要があり、Bさんは元気がなくなってきました。
自分で操作はできるのに、廊下が狭いせいで思い通りにできないBさん・・・
夫の迷惑にもなりたくない思いでいっぱいです。
そんな中Bさんと話をする機会があり、6輪車椅子を試してみることとなりました。
車椅子を変更した結果、狭い廊下でも足漕ぎと手を使って移動することが可能となりました。
車椅子の幅が狭くなり、小回りが利くことで自分で操作できる喜びと、夫に迷惑をかけたくない思いが両立して夫とAさんの生活に笑顔が戻りました。
まとめ
いかかでしたか?
車椅子だけでも、自分に合った商品を選ぶだけで状況が大きく変わる可能性があります。
全部は無理でも一つの変化が良い方向に進む可能性がありますので参考にしていただければ幸いです。
ちなみに僕は介護で大切なことは何?と聞かれたら
ずばり・・・『満点を目指さないこと』と『信頼関係』だと思っています。
満点を目指すと、何か新しいものを受け入れることが難しくなります。
介護生活は毎日様子が変わることが普通です。出来ていたことが出来なくなるのも普通に起こることです。
出来ないところではなくて『出来ることを観ていきましょう』
出来ることを観ると言っても、自分では限界があります。
そのため、家族や知人で信頼できる人を見つけておきましょう
そして信頼関係を築いておきましょう。
ただ『信頼関係』を築くには相手を信用する必要があります。
裏切られたりすることもありますが、信用してみないと何も始まりません。
信用して、相談してみて実行してみると『何かが変わる』
何かは分かりませんが、良い方向に変わる可能性が多いと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回お会いしましょう!
引越しについて!! 利用したサイトと利用者業業者の紹介!!
おはようございます。ブーちゃんです。
ブログをご覧いただきありがとうございます
3月、4月は引っ越しシーズン。
皆さんは引っ越しとかされたしますか?
僕は昨日北海道札幌市から旭川市に引越ししてきました。
距離は150キロ程度です。
荷物は段ボール30個、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・食器棚・布団2組・衣装ケース×2
カラーボックス×4 ゴミ箱類 などなど
料金は税込46200円でした。
今回利用した引っ越し業者は下記のところです。
2人対応で、荷物も一時間程度でスムーズに運んでくれました。
20代位の男の子でしたが感じが良い印象です。
見積サイトで『あいみつ』をしたのですが、料金が10万を超えるところもあり、サービス内容が違うのかもしれませんが、3倍の差がでることもあるんだと驚きました。
以前は一軒ずつ電話して見積をお願いする大変さがありましたが、今はインターネットの普及により一括見積サイトが出来たおかけで『あいみつ』が簡単にできるようになりましたよね。
そのおかげで、自分にあった料金、サービス内容の業者がすぐに見つけることができるようになりました。
今回利用した、2か所のサイトが便利だったのでご紹介させていただきます。
引越し侍
メリット
1、無料で利用できる
2、自分の地域に使える業者を見つけてくれる
自分の地域で使える業者かどうかは分からないため、便利に感じました。
3、何度も同じ入力をしなくて良い
荷物の量、名前、住所、電話番号等、毎回入力して見積するのは面倒と感じますが1回で終わることが楽に感じました。
デメリット
1、同時に沢山の業者から連絡がくる
10か所同時見積
僕の時は6か所から同時に電話、4か所はメールで連絡がきました。
同時電話ですので、着信は残りますがどこの会社からの連絡かは分からいため、折り返しの電話に躊躇しました。
2、引っ越しに伴う勧誘がくることがある。
僕はインターネットの勧誘がきました。
しつこく勧誘することはないため助かりました。
次回利用するかどうかと聞かれたら
利用すると答えます。
デメリットよりも、メリットの方が多く感じるサイトだと思います。
suumo引っ越しサイト
ここも同時に利用してみたのですが、引越し侍とほぼ同じ感じでした。
一番大きな違いは、全部メールでやり取りできるところでした。
引越し侍は、電話が来ることに対して、SUUMOサイトはすべてメールでやり取りができるため、人によっては利用しやすいかもしれないと思います。
あとは、ほとんど引越し侍と内容が変わらないと感じました。
次回は利用するかと聞かれたら、一か所の見積サイトで十分と感じましたので、時間的なことを考えてしない可能性が高いです。
引越しは何度もある方もいれば、あまり経験しない方もいると思います。
自分が引っ越しするときに、誰か一人の役に立てば嬉しく思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました
また次回お会いしましょう!!
『介護保険』 夜間帯の不安を少なくできる?? 夜間対応型訪問介護を知ろう!!
おはようございます。ブーちゃんです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
今日は少しわかりにくい、サービスで『夜間対応型訪問介護』についてです。
『夜間対応型訪問介護』漢字9文字で、見ているだけでイヤだーってなりますよね~
実際は、以外に便利なサービスなので『ポイント』だけを抑えて、自分に合いそうと思ったら検討してみて下さいね!!
夜間対応型訪問介護って何?
『夜間対応型訪問介護』は夜間(18:00~8:00)に ①定期巡回訪問 ②随時通報をして自宅に訪問してくれるサービスです。
言い換えると、時間外のみで日中は利用できない訪問介護サービスになります。
そしたら日中はどうするの? ってなりますね~
その場合日中は、通常の訪問介護を利用することになります。
日中:訪問介護を利用
夜間:夜間対応型訪問を利用
となります。
※夜間も訪問介護を利用することもできますが、話が複雑になるため詳細は省きます。
サービスは訪問ヘルパーが、排泄介助、寝返り介助、おむつ交換・室温調整、安否確認などを行ってくれます。
また、訪問看護(看護師)・訪問診療(医師)・家族への緊急連絡等の対応もしてくれますので自分で電話を掛けることが出来ない方でも安心できる可能性が高いです!
①定期巡回訪問
ケアプランの計画に沿って、訪問ヘルパーが利用者の自宅を巡回するサービスです。
例)
毎日利用
20:00 オムツ交換・寝返り介助・安否確認
23:00 オムツ交換・寝返り介助・安否確認
など ケアプランで決めた時間に入ります。
②随時通報
利用者が夜間に体調が急変したときや、家の中で転んでしまったときなどの緊急時に
本人やご家族からの連絡を受け、ホームヘルパーが訪問します。
連絡を受けってのが『ポイント』です。
連絡をする機器には、話ができるカメラタイプやボタン式があります。
このボタンを押したら来てくれるイメージです。
イメージ図
例)
20:00 転倒してしまった
緊急通報ボタンを押して、転倒したから助けて欲しいと連絡
20:30 ヘルパーが訪問して起こしてくれる
料金
料金は、定額(一月)基本夜間対応型訪問介護、約1100円と一回毎にかかる料金があります。
上記の料金+加算があります。
加算については、事業所により違いがありため+20%up位です!!
例)
・基本夜間対応型訪問介護
約1100円
・定期巡回サービス 毎日20:00に一回
約400円×30日=12000円
・随時訪問サービス 2回利用
約600円+2回=1200円
合計 14300円(一割負担)
似ているサービス(定期巡回訪問看護・介護)
夜間対応型のサービスに似ているもので『定期巡回・随時対応型訪問介護・看護』というものがあります。
夜間、緊急時、随時訪問等、夜間対応型と凄く似ています。
一番の違いは、料金体系と定額のみということです!!
まさにネットフリックスと同じサブスクです。
支払料金が限定的なため、1回の利用でも、10回利用しても料金は同じです。
簡単な比較の図は下記の通りになります!
ちなみに、夜間対応型訪問介護は介護度による料金の違いはありません。
両方とも共通していることは、『地域密着型サービス』と言って、住所が同じ市区町村にある方のみ利用できます!!
言い換えれば、違う市区町村の利用者は利用できないということです。
※自分が利用できるかどうかは、介護保険証に記載がある保険者と、自分の住民票上の住所、事業所等により変わってくるためケアマネージャーや市区町村へ相談をしていただければと思います。
『夜間対応型訪問介護』と『定期巡回・随時対応型訪問介護・看護』は地域によっては、サービス事業所がないこともあります!
僕が使うならどっちを使う??
僕が介護状態になったとして、2点の例をあげます。
例)1
僕が、一人暮らし、もしくは老々介護等の場合、認知症状が軽度で、自分一人でトイレに行けるのであれば、転倒した時に対応してもらえる『夜間対応型訪問介護』を利用します。
料金も使った分だけの支払いですし、定期的に来てもらうは時間が気になり煩わしくと感じると思います。
夜間の転倒、緊急時連絡には不安が残るため、基本料金定額 約1100円のみ)の夜間対応型訪問介護うを利用します。
例)2
僕が、一人暮らし、もしくは老々介護等の場合、認知症状軽度、トイレに行くことが一人でできない状態であれば『定期巡回・随時対応型訪問介護・看護』を利用します。
夜間対応型訪問介護は、一回ごとの料金のため、一日に何度もトイレに行くもしくは、排泄介助をしてもらう場合、介護保険の枠に収まらずに実費料金が出てしまう可能性が高いためです。
実費になると、全額自己負担(10割負担)になり、いくら訪問介護を呼びたくても料金が頭に浮かび躊躇してしまいます。
『定期巡回・随時対応型訪問介護・看護』は定額料金のため、何度来てもらっても料金は同じなので安心して生活できるからです。
『ポイント』は、トイレに自分で行けるか、行けないかで選んでいます。
18:00~8:00までにトイレに何回いくか、回数を書いてみて決定でもいいと思いますよ!!
利用方法
利用方法は簡単です。
〇担当のケアマネージャーがいる場合
担当のケアマネージャーに利用したいことを伝えるのみです。
伝えたら
①事業所を探してくれる
⇓
②ケアプランの作成
⇓
③事業所との契約
契約後、利用開始となります。
〇担当ケアマネージャーがいない場合
地域包括支援センターや居宅介護支援事業所に相談し
担当ケアマネジャーを探しましょう!!
まとめ
いかがでしたでしょうか!!
夜間対応型訪問介護は使ったことが少ないという方が多いかもしれないですね
ただ、自宅での生活を継続するために夜間の心配は欠かせないことです。
日中帯は近所の人や郵便屋さんなど協力して下さる方がいますし、ディーサビスに行くなどの安心できることが多いです。
ただ、夜間帯になると難しいのが現状です。
夜間帯をどう対処するかで自宅で生活できるかどうか変わってきますので、検討してみるのもいいかもしれないですね!!
多くの方が住み慣れた自宅での生活を望まれます。
家族の負担を減らしながら、その願いが叶うとお互いが幸せな気持ちになれる可能性が高いと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
『介護保険』 介護には欠かせない⁉ ショートスティを知ろう!!
おはようございます。ブーちゃんです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
自宅介護をしていると本当に色々なことが起こりますよね~
介護の調査の結果で、介護期間の平均は5年半となっていました。
介護を続けるコツは、ずばり・・・ 介護者が『自分の楽しみを持つ』です!!
そのためには、休息・趣味・外出などを続けていくことが必要です。
本人は辛いのに、私だけ遊びに出てもいいのかな~
自分だけ楽しているようで、後ろめたい気持ちになるのだけど・・・
などなど
色々な想いはあると思いますが、長く続く介護生活です。
思い切って遊びや、趣味をやってみましょう。
ただ、本人を心配しながら、遊びに行っても楽しめないと思いますので、そんな時に『ショートスティ』を利用してみてはいかがでしょうか。
ショートスティってなに?
ショートステイは、施設に短期間宿泊し、介護や生活支援を受けられるサービスです。
施設は『自分の住まい』ですが、短期入所は『施設に旅行』みたいな感じです。
通常旅行に行くときホテルに泊まると、長期滞在している人もいれば、一泊二日で帰る人もいますよね
ショートスティもイメージは同じです。
旅行と考えれば、結構楽しい感じもあります。
食事もいつもと違うし
お風呂も入れてくれます。
部屋でTVを観ていてもいいですし
周りに交じって、話をするのもいいと思います。
楽しみ方は人によって違いますよ!!
◇料金
下記の図をご覧ください
〇短期入所療養介護 〇介護老人保健施設の場合
てな感じになっていますが・・・ 訳が分からないですよね~
そのため
下記のポイント 3点のみ知っていれば十分です。
ポイント
1:一日の料金は3000円~8000円位です。
(上記の料金+食事・部屋・加算 等々)
2:非課税世帯、低所得世帯は手続きで料金が減額できる場合があります
3:個室と多床室があります。
これだけで十分です。
利用する場所によっても金額が違いますし、所得によっても違います。
介護保険制度は複雑で、使おうと思って調べていると、それだけ嫌になります。
ざっくり料金で考えていきましょう。
生活が困窮している場合は、家計の見直しが重要かもしれません。
『重要』緊急ショートステイ
介護保険の原則は、ケアプラン(計画)に『ショートスティ』の項目がないと利用できませ。
gyousyosugimoto.hatenablog.com
ただ
ショートスティを利用するときって、緊急な場合がありますよね?
例えば
・介護者の体調が悪くなって入院する場合
・親族に不幸があって、出かけなくてはならない場合
・家族のところへ突然行く必要が出た場合
等々
突然の場合があります。
そんな時に利用するのが、緊急ショートスティです。
要件は2つです
1、やむを得ない事情(上記3点のような感じです)
2、ケアマネが必要と認める
その他、細かい内容もありますが、上記の2点で利用できますので覚えておくといいと思います。
たまに、ケアマネージャーで、上記3点のようなことが起こっても・・・
・ケアプランに入っていないから無理
・急用でも所定の手続きをする
など
のことを言われる方がいます。
『緊急ショートスティ』がというのが、ある旨を伝えて利用できるように手続きしてもらいましょう。
実体験
利用者:Aさん 男性(80代) 要介護2 脳梗塞、左上下肢麻痺
妻:Bさん(70代) 女性(同居)
二人暮らし
利用している介護サービス
妻Bは旅行が趣味で、毎年友達と旅行にいっていました。
夫の介護が始まり、1年が経過。
もともとは、仲の良い夫婦。
介護生活になり、喧嘩が絶えなくなりました。
一年の間は旅行に誘われても断り、外出は夫がディサービス(3時間)に行っている時に出かける買い物のみです。
旅行が大好きだった妻Bは、介護があるからと、自分の楽しみを捨てて介護に専念。
介護生活がいつまで続くか分からない不安に押しつぶされそうになりました。
そんな時、親戚が亡くなり『緊急ショートスティ』を利用することになりました。
緊急ショートスティを利用したときに、親族間で、介護の秘訣は『自分の楽しみを捨てないことだよ』ということを言われことと、ショートスティを利用したことで、気持ちに余裕ができました。
その後、夫と話あいの結果、年に2回旅行に行くことんひなり、その際はショートスティを利用することになりました。
趣味の旅行に行けることになった妻Bは楽しみをもち、次の旅行の計画を楽しみに介護生活を続けることが出来ていました。
何か一つのキッカケで、良い方よも、悪い方にも人は変わります。
緊急ショートスティを利用したことが、妻Bが楽しみを取り戻すことができた事例です。
まとめ
いかかでしたか?
介護生活は理屈では説明ができないことが多いです。
頭ではわかっていても『自分の心』は分かってくれないことがあります。
人間誰しも、自分の人生があります。
バランスを取りながら、生活できると良い老後生活が迎えられる可能性が高くなると思います。
皆さんが幸せな生活が送れることを心から願っています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
『介護保険』 ディケアってなに? 通所リハビリテーションを知ろう!!
おはようございます。ブーちゃんです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
介護を受けられるようになって、外出する機会が減少した場合に話題になる、
『ディサービス』『ディケア』二つは似ていて、どう選べばいいか分からないですよね~
人員基準とか、そんな難しい話ではなく、二つの簡単な違いについてズバッと!!
◇特徴の違い
◇料金の違い
◇僕が選ぶなら
◇まとめ
◇特徴の違い
『ディケア』と『ディサービス』本当によく似ていています。
一番の違いは、医師の指示が必要かどうかです。
『ディケア』は医師の指示もと、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの訓練を受けます。
〇医師の指示があるのか、ないのかが一番の違いです。
言い換えると、医師の指示がなければ、『ディケア』に行くことはできないとも言えます。
『ディサービス』は医師の指示は必要なく、選ぶことができるのも特徴です。
〇ディサービスについて、良ければ下記の記事をご覧ください
gyousyosugimoto.hatenablog.com
◇料金の違い
利用時間を7時間利用した場合の料金比較になります
下記の料金は一割負担の料金となっています(1回の利用)
ディサービスよりも、デイケアの方が金額は高めに設定されています。
そして、介護保険には事業所によって違いますが『加算』がつきますので、上記の利用料金の15%upくらいで考えた方がよいと思います。
あと忘れてはいけないのが、食事代です。
この食事代も(1回)300円~1000円を超えるところもあります。
加算は沢山の種類がありますので、一概には言えないため担当者に直接伺ったほうが良いと思います。
例)要介護3 週1回(水曜日に利用) ディケア
月5回利用(週一回の利用のため)
1回 利用料金(974円)+食事代(800円)×5=8870円
(加算)利用料金 974円×5=4870円×15%=730円
8870円+(加算)730円= 合計 9600円
◇僕が選ぶなら
ずばり・・・ディサービスです!!
ディケアは実際のリハビリ時間が、一日40分前後というのが多く、後は自主練習が多いので、自由に選べるディサービスを選びます。
ディサービスでは、それぞれ特徴を生かした施設が多いため、自分に合ったところを選べる可能性が高いためです。
ジムみたいなディサービスに通所 もしくは
温泉が好きなので、風呂が特徴的な場所に行くと思います。
◇まとめ
いかがでしたか?
ディケア、ディサービスどちらも外部施設に行くことは同じです。
行く行かないも、緩く考えて、いつでも行くことが出来るし
辞めることもできる、そんな感じで決めてみてはどうでしょうか!!
年齢を重ね、介護保険を利用することになっても、自分で決定することが多いです。
新しい選択と決定の連続ですが、色々な方の話を聞きながら、自分にあった生活を続けられるといいですよね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
『介護保険』 自宅に看護師さんが・・・ 訪問看護サービスを知ろう!!
おはようございます。ブーちゃんです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
年齢を重ねると、何かの病気にかかる可能性は高くなります。
病気が同じでも、各々症状や体調が変わるため、人によって状況が違います。
同じ症状であっても、一人は『大したことない』と思うのに対して、
別な人は『大騒ぎ』の可能性もあります。
人によって感じ方が違うため、『自分に合ったケア』が必要となります。
理屈では説明できない、これが医療、介護の難しいところかもしれません。
症状や体調の受け止め方が違うため、自分や家族ではどうしたらいいか分からないことが普通に起きるのも悩みどころです。
そんな悩みに答えてくれるサービスが『訪問看護』です。
今日は訪問看護についてみていきましょう!!
訪問看護とは
看護師が自宅に訪問して、病気や障がいに応じた看護をしてくれます
健康状態の悪化防止や、回復に向けてお手伝いします
主治医の指示を受け、病院にいるのと同じような医療処置をしてくれます
自宅で最期を迎えたいという希望に沿った看護も可能です
〇具体的に何をしてくれるの?
- 身体入浴介助、食事や排泄などのお手伝い
- 体調管理の管理、主治医との連携
- 医療機器の管理:在宅酸素、人工呼吸器などの管理
- 終末期などでも、自宅で過ごせるよう適切なターミナルケア
- 床ずれ防止の予防、床ずれの処置
- リハビリテーション
- 認知症介護の相談
- ご家族等への介護指導・相談
- 緊急時の対応(24時間)
上記のようなことをしていきます。
〇どんな人がきてくれるの?
看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などが自宅に来てくれます。
医療的なことは看護師、リハビリテーショは理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などが来てくれます。
下記の図をご覧ください
※金額は1割負担の金額になるため、2割、3割負担であれば、料金が変わります。
※上記は介護保険の料金表のため、医療保険(主治医の判断、特定疾病等)の場合は、料金や負担割合が異なります。
詳しくは、ケアマネージャー、訪問看護の担当者に確認してね
訪問看護は、大きく分けて、看護師の訪問と、理学療法士等のリハビリの訪問とに分かれています。
良くある質問
Q:要介護度によって、料金は変わりますか?
A:要支援1.2・要介護1~5まで料金は変わりありません。
訪問看護を利用するには、下記の方に相談してみて下さい
・担当のケアマネージャー
・通院している病院のソーシャルワーカー、主治医
訪問看護を利用するには、必ずかかりつけ医の指示書が必要になりますので、サービス開始までに少々時間がかかる場合があります。
実際の体験談
利用者:Aさん女性(80代) 要介護2 アルツハイマー型認知症
娘:Bさん 女性(同居)
利用している介護サービス
上記の2名で在宅で生活しています。
Aさんは、体調が崩しやすく、熱が出てしまうことがあります。
熱は38度くらいです。
Bさんは、Aさんが熱がでているので心配ではありますが、救急車は大げさかもしれないと思って様子をみます。
でもBさんは、本当にそれでいいのか心配になります。
自分の判断はあっているのか? それとも、急いで病院に連れて行った方がいいのか、心配で仕方ありません。
だからといって、誰に相談したらいいかも分からないのが現状です。
そんな時、週1回の訪問看護サービスを利用していたため、訪問看護へ連絡しました。
そしたら、訪問看護の方が、話を聞いてくれて、その後、自宅に来てくれました。
体調の確認、薬の相談、主治医へ連絡対応してくれました。
翌日、熱が下がり、いつもの生活に戻ることができました。
Bさんも訪問看護の利用をしていたことで、気持ちに余裕もできます。
いつでも医療的な相談ができることが、自宅生活の安心に繋がっていると話されていました。
まとめ
いかかでしたか?
訪問看護は自宅でも病院と同じような、医療的な相談ができるサービスです。
介護をしていると、沢山の事が起こります。
自分が体験してみないと分からないこともありますし、理屈では対処できると思っていても、感情では対処しきれないことも多いと思います。
人は、言葉の受け取り方、心の容量、不安な想い、それぞれが違いますので自分が少しでも安心できるように工夫していきましょう。
介護は、理屈では説明できないことも多いです。
一人で抱え込まないように!!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
『介護保険』 病院の先生が自宅に来てくれる!! ~居宅療養管理指導を知ろう~
おはようございます。ブーちゃんです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
年齢を重ねると、毎月の病院に行くことが出来なくなったり、家族が通院の支援をすることも難しくなることがあります。
病気のことも気になるな~
ご飯食べるときに、入れ歯がが合わないな~
なんてことが日々起こってきます。
そんな、時に、医師、歯科医師等が自宅に来てくれるサービスがあるんです。
それが、介護保険では『居宅療養管理指導』といいます。
◇居宅療養管理指導
- 利用回数
- してくれること
◇利用料金
◇利用方法
・まとめ
居宅療養管理指導とは
『要介護状態となった場合でも、利用者が可能な限り居宅で、有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士又は歯科衛生士等が、通院が困難な利用者の居宅を訪問して、心身の状況、置かれている環境等を把握し、それらを踏まえて療養上の管理及び指導を行うことにより、その者の療養生活の質の向上を図るもの』
ほんと、定義って何をいっているかよくわからないですよね~
簡単に言うと、体調管理をしながら自宅で生活してね! ことです。
自宅で生活するために、医師、歯科医師、歯科衛生士、薬剤師、管理栄養士が来てくれます。
僕の経験では、医師、歯科医師、薬剤師は結構来てもらうことが多いです。
〇利用回数
・医師は月2回まで
・歯科医師は月2回まで
・管理栄養士は月2回まで
・薬剤師は月4回まで
〇してくれること
◇医師、歯科医師
・医学的管理や歯科医学的管理に基づいた助言
・サービスを利用する上での注意点や介護方法についての助言
・ケアマネへの情報提供
※居宅療養管理指導では治療は出来ないですが、『訪問診療』を併用して、体調管理等をしてくれるので、普通の受診+自宅生活の助言見たいなイメージです。
◇管理栄養士
・医師の指示に基づいて、栄養管理に関する情報提供、助言
・誤嚥しないように、トロミのつけ方などの工夫の仕方
・低栄養の方に対する栄養指導、糖尿病等の疾患に合わせた指導、助言
◇薬剤師
・処方されている薬を確認し、正しく内服できるように管理・指導
・薬を一包化
利用料金
☆医師
一割負担 約500円 (1回)
☆歯科医師
一割負担 約500円 (1回)
☆管理栄養士
一割負担 約500円 (1回)
☆歯科衛生士
一割負担 約400円 (1回)
※一回の訪問(施設等)で利用される人数により、金額が変わります。
※色々な加算があるため、上記の金額は目安でお願いします。
利用方法
〇医師またはケアマネジャーに相談します。
・医師に相談しても、ケアマネージャーと連絡をしてくれます。
・ケアマネージャーに相談しても医師と連絡をしてくれます。
・現在、サービス(訪問介護、ディサービスなど)を利用している場合、そのサービスのい担当者に相談しても、ケアマネージャーに連絡してくれます。
まとめ
居宅療養管理指導は、自宅生活では関わりが多いサービスです。
医師等が自宅に来てくれるのは、想像がつきにくいかもしれませんが、多くの方が利用されています。
在宅の医師は優しい話し方をする方が多いですよ!!
介護保険・医療保険は制度違うので、わかりにくいですが生活の継続に必要な公的保険になりますので自分にあう方法を検討しながら良い老後生活を続けてくださいね!!
居宅療養管理指導の詳細は、厚生労働省の資料をご覧ください 『下のリンクだよ』
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000660333.pdf
是非、あなたにも幸せな老後生活と最後が迎えられますように願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。